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ファクタリングによるオフバランス化とは?|借入とファクタリングの比較から解説!

2022年2月23日

会社を経営する上で、財務状況は非常に重要です。
収益があることはもちろん、賃借対照表を綺麗に見せられるかどうかも、企業評価には重要でしょう。
売掛債権の早期現金化ができるファクタリングですが、そのメリットのひとつに「資産のオフバランス化」があります。
オフバランス化することで賃借対照表をスマートにすることができ、得られるメリットも大きいです。
しかし、オフバランス化する際には気をつけなければならないことも。

この記事では、ファクタリングによるオフバランス化とそのメリットを、借入と比較しながら解説します。
ファクタリングでオフバランス化する際の注意点も解説しますので、ぜひ最後までお読み下さい。

オフバランス化とは

企業の財務状態を「資産と負債」「資本」で対照表示しているものを、賃借対照表(バランスシート)と言います。
オフバランス化とは、「消す=off」と「バランス(バランスシート)」を合わせた呼称であり、賃借対照表における負債や資産の項目を消すことを意味します。
できる限りコンパクトな資産で最大の利益を得ているということは、効率の良い経営ができているということと同意。
つまり、不要な資産も負債も持たずに賃借対照表がスリム化できている方が見栄えが良く、企業としての評価も上がるのです。
そのため、会社経営におけるオフバランス化は非常に重要だと言えるでしょう。

ファクタリングはオフバランス化が可能

会社経営において重要であるオフバランス化ですが、オフバランス化するためには様々な方法があります。
オフバランス化する方法のうちの1つに挙げられるのがファクタリング。

ファクタリングは、企業が抱える支払期日前の売掛債権の早期現金化ができるサービス。
売掛債権を売却する際に手数料が発生しますが、売掛金の支払期日前に現金を得ることができます。
ファクタリングを利用して資金調達をすることで、賃借対照表における売掛金の項目を減らし、その分現金や預金を増やすことができるのです。
さらに、売掛金の項目を消し、ファクタリングで得られた現金(預金)から借入金の返却をすることで、賃借対照表はよりスリムになるでしょう。

また、資金調達をする際、銀行融資を受けることもあるでしょう。
銀行から融資を受けた場合、現金は増えますが、同時に借入金も増えるため、賃借対照表は大きくなります。
賃借対照表が大きくなると、余分な資産や負債が多いとみなされ、印象は悪くなります。

これらの理由から見ても、負債を増やすことなく現金を得ることができるファクタリングは、会社経営における資金調達手段として非常に有用と言えるでしょう。

ファクタリングによるオフバランス化のメリット

ファクタリングによるオフバランス化のメリットは以下の4点です。

  1. ROAが上昇する
  2. 自己資本比率が高くなる
  3. 融資を受けやすくなる
  4. キャッシュが増える

1,ROAが上昇する

ファクタリングによりオフバランス化を図ることで、ROAが上昇します。
ROA(Return On Assets:総資産利益率)とは、総資産から何%の利益を生み出すことができているかの指標であり、効率的な経営の指標として用いられるもの。
ROAが高いほど、効率の良い経営ができていると判断されます。
ROAは「ROA%=当期純利益/総資産×100」で算出可能。

現金500万円、売掛金100万円の資産を持つ会社が、ファクタリング(手数料10%)と銀行融資それぞれで資金調達をした場合のROAを計算してみましょう。
<ファクタリングで資金調達をした場合>
ROA=利益90万円(売掛金100万-手数料10%)÷総資産590万円=15.2%
<銀行融資で資金調達をした場合>
ROA=利益200万円(売掛金100万+融資100万)÷総資産600万円=14.2%

同じ100万円の資金調達であったとしても、上記の様にROAはファクタリングを利用した場合の方が高く、効率的な経営ができていると評価されやすくなるのです。
これはファクタリングにより負債を負うことなく資金調達ができたため、分子が大きくならなかったことが要因。

2,自己資本比率が高くなる

ファクタリングによるオフバランス化により、自己資本比率も高くなります。
自己資本比率とは、総資産に占める自己資本(返済不要な資本)の割合であり、財務健全性の指標として用いられるもの。
自己資本率が高い会社ほど、財務健全性が高く、安定した会社と判断されやすくなります。
自己資本率は「自己資本÷総資産」で算出。

現金500万円、売掛金100万円の資産を持つ会社が、ファクタリング(手数料10%)と銀行融資それぞれで資金調達をした場合の自己資本率を計算してみましょう。
<ファクタリングで資金調達をした場合>
自己資本率=自己資本490万円÷総資産590万=83%
<銀行融資で資金調達をした場合>
自己資本率=自己資本500万円÷総資産700万=71.4%

同じ100万円の資金調達であっても、ファクタリングで資金調達をした方が自己資本率は高く、安定した会社という評価を受けやすくなります。
銀行融資やビジネスローンなどの借入は負債であり、負債は他人資本。
他人資本による資金調達は、自己資本率を下げます。
一方で、ファクタリングは借入ではなく売買契約であり負債にならないため、自己資本率をキープしたまま資金調達が可能なのです。

3,融資を受けやすくなる

ファクタリングは負債にはなりませんが、所有している売掛債権額以上の資金調達はできません。
会社を経営する中で、売掛債権額以上の資金が必要になることもあるでしょう。
その場合は、銀行融資やビジネスローン等の借入による資金調達が必要。
ファクタリングによってオフバランス化を図ることで、融資などの外部からの資金調達をしやすくなります。

借入をする場合は「きちんと返済することができる会社かどうか」の厳重な審査が行われます。
借入審査の際には、賃借対照表や決算書、資金繰り表をもとにROAや自己資本率を算出し、会社の健全性や財務状況の判断をするのが一般的。
ファクタリングによりオフバランス化され、スリムになった賃借対照表はとても見栄えが良く、効率的な経営が行えていると判断されやすいです。
また、ROAや自己資本率も高値になりやすいことに加え、ファクタリングにより資金繰りも改善しているため、資金繰り表の評価もプラスに働きます。
これらの理由から、借入をした場合よりも、ファクタリングによるオフバランス化を図ったあとの方が、融資を受けやすくなると言えるでしょう。

4,キャッシュが増える

ファクタリングは、売掛金という未入金の売掛債権を現金という資産へと換えることができます。
売掛金は支払期日になって実際に入金されるまでは、実際の現金として使用することができません。
ファクタリングを利用することで、資産の中でもキャッシュが多い状態になるため、資金繰りは圧倒的に改善します。
ファクタリングは、オフバランス化によってバランスシートを軽くするだけでなく、キャッシュフローの改善により黒字倒産のリスクを下げられるというメリットもあるのです。

ファクタリングによるオフバランス化の注意点

企業評価があがる、融資を受けやすくなるなど、良いことづくしに見えるファクタリング。
しかし、オフバランス化できるからと言って、頻繁にファクタリングを利用するのは少し危険かもしれません。
あくまでファクタリングのメリットは短期的なものであり、利用する際には以下の点に注意する必要があります。

  1. 収益にはマイナス
  2. 指標が下がる可能性もある

1,収益にはマイナス

ファクタリングを利用してオフバランス化を図る際、忘れてはならないのが手数料の存在。
ファクタリングの利用には、決して安いとは言えない1%~30%の手数料がかかります。
単発的な利用であれば、手数料による損失ダメージもさほど大きくはありません。
しかし、頻回に利用するとなると、利用する度に手数料分の損失が生じるため、その費用負担は収益を圧迫するでしょう。

ファクタリングによるオフバランス化により、企業評価は上がることが多いです。
しかし、「収益がある」ということも企業評価の1つ。
頻回なファクタリング利用により収益が下がってしまっては元も子もありません。
手数料による損失と実際の収益のバランスを考えながら利用する必要があるでしょう。

2,指標が下がる可能性もある

ファクタリングによるオフバランス化により、ROAや自己資本比率などの指標は改善することが多いです。
しかし、必ずしも絶対に指標が上がるという訳ではありません。
手数料負担が大きすぎると、利益は減少するため、ROAや自己資本比率などの指標が下がる可能性もあるのです。

現金500万円、売掛金100万円の資産を持つ会社が、ファクタリング(手数料10%・手数料30%)と銀行融資それぞれで資金調達をした場合のROAは以下の通り。
<ファクタリング(手数料10%)の場合>
ROA=利益90万円(売掛金100万-手数料10%)÷総資産590万円=15.2%
<ファクタリング(手数料30%)の場合>
ROA=利益70万円(売掛金100万-手数料30%)÷総資産570万円=12.2%
<銀行融資の場合>
ROA=利益200万円(売掛金100万+融資100万)÷総資産600万円=14.2%

この場合、銀行融資で資金調達をした方が、手数料30%のファクタリングで資金調達をした場合よりもROAが高くなります。
高い手数料により利益が減れば、ROAなどの利益に関連する指標はむしろ下がってしまうこともあるため、注意しましょう。

ファクタリングによるオフバランス化をより効果的なものにするためにできること

とは言え、ファクタリングは利用ハードルも低く、負債にならない数少ない資金調達手段のひとつです。
そのため、オフバランス化を図る際にファクタリングを利用したいという事業主も多いのも事実。
ファクタリングによるオフバランス化を、より効果的なものにするためにできることは以下の通り。

  1. なるべく手数料を低く抑える
  2. 見積もりを取る

1,なるべく手数料を低く抑える

なるべく手数料を低く抑えることで、手元に入金されるお金は多くなります。
手数料を低く抑えるためには、いくつかの方法があり、以下の通り。

  • 3社間ファクタリングを選ぶ
  • オンラインファクタリングを選ぶ
  • ファクタリングに有利な売掛債権を売却する

利用会社とファクタリング会社と売掛先の3社間で契約を結ぶ3社間ファクタリング。
売掛先も関わるため、売掛金未回収リスクが低く、手数料は1%~10%と低手数料での利用が可能です。
しかし、売掛先へのファクタリング利用通知が必須であるため、売掛先へファクタリングの利用が知られてしまうというデメリットが。
売掛先によっては資金繰りを疑い、今後の取引を縮小したり解消したりする場合もあるでしょう。
ファクタリングへの理解のある売掛先以外には、あまりおすすめできません。

3社間ファクタリングでは、売掛先との関係性が心配という方には、2社間ファクタリングでもオンライン完結できるオンラインファクタリングがおすすめ。
オンラインファクタリングは、2社間ファクタリングでありながら1%~20%での利用が可能です。
売掛先に知られたくないけど、手数料を抑えたい場合はオンラインファクタリングを利用するのが良いでしょう。

また、ファクタリングに有利な売掛債権を売却することでも、手数料を抑えることができます。
ファクタリングに有利な売掛債権とは、売掛先が大手企業や国・地方団体の売掛債権、支払期日の近い売掛債権、取引歴の長い売掛先の売掛債権など。
これらは売掛金の未回収リスクが低くなるため、手数料も低く抑えられる可能性が高いです。

手数料を抑えてファクタリングを利用できれば、効率的なオフバランス化が望めます。
手数料を低く抑える工夫をしてみてください。

2,見積もりを取る

同じ売掛債権の買い取りでも、ファクタリング会社により買取額は異なります。
なぜなら、ファクタリングの手数料や審査基準は、ファクタリング会社に一任されているから。
そのため、同じ100万円の売掛債権でも95万円で買い取りをしてくれる会社もあれば、70万円で買い取りをする会社もあるのです。
なるべく損失を少なくするために、1社で決めずに複数社で見積もりを取り、手数料を比較することをおすすめします。

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より低い手数料でのファクタリング利用で、効率的なオフバランス化を図りましょう。

ファクタリングを利用したオフバランス化のまとめ

ファクタリングは、未入金である売掛金を現金(預金)にすることができる上に、負債を負うことなく資金調達が可能です。
そのため、ファクタリングを利用することでオフバランス化を図ることができます。
オフバランス化すれば、ROAや自己資本比率などの数値が向上し、企業評価もあがるでしょう。
オフバランス化された賃借対照表は見栄えもよく、銀行融資などの外部からの資金調達も受けやすくなります。
ファクタリングでオフバランス化を図ることによるメリットは多いですが、絶対に損をしないという訳でもありません。
手数料の支払いにより収益は減ってしまうということをしっかり理解した上で、なるべく手数料を抑えながら利用するなど工夫してオフバランス化を図りましょう。

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