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クラウド契約対応ファクタリングのメリットとは?「オンライン完結」についても解説

2023年10月5日

「クラウド(cloud)」とは英語では「雲」を意味する単語であり、インターネット関係で使われる場合には、「インターネット経由で提供されるサービス」などの意味となります。
クラウドコンピューティングとも呼ばれることもありますが、クラウドサービスの代表例としてはGoogle マップやX(旧Twitter)などが存在しており、我々の生活においても重要性を高めています。
また事業者向けの資金調達方法であるファクタリングでは、クラウド契約が浸透し始めています。
本稿では「クラウド契約対応ファクタリング」の特徴や、その進化系とも言える「オンラインファクタリング」について解説させていただきます。

「クラウド契約」に対応したファクタリングとは?

「クラウド契約」とは契約に関する手続きなどを、オンライン上で行えるサービスを指します。
契約書の作成や締結だけでなく管理なども含め、契約に関する多くの作業をオンライン上で行うことができ、適切な方法によって正しく契約を締結し保管することで、法的にも認められた契約書として利用できるようになります。
そして「クラウド契約対応ファクタリング」とは、オンライン上で契約手続きが行えるファクタリングサービスとなります。

ファクタリングの契約手続きをクラウドで行うメリット

債権現金化を行う際には買取条件などが記載された契約書が用意され、その内容に納得した上で署名などを行い契約が締結されます。
紙やデータでの契約書を用意しないようなファクタリング会社は絶対に利用すべきではなく、安全に債権を売却するためには契約書は欠かすことはできません。
ですが契約手続きは面倒でもあり、素早い資金調達を難しくする原因ともなりかねません。
しかし契約手続きをクラウド上で行うことにより、デメリットを軽減し、様々なメリットも発生させることができるのです。

手続きの負担が小さく短時間で完了できる

クラウド契約を採用しているファクタリング会社を利用すれば、契約を締結するために来店したり郵送を利用したりする必要はなくなります。
また多くの用紙に何度も印鑑を押すことはなく、内容にもよりますがスムーズに契約手続きを進めることができれば、数分程度で手続きを終えられる可能性も低くはありません。
クラウド契約を利用することで手続きの手間が削減でき素早い資金調達も近づくのは、多くの企業にとって大きなメリットとなるはずです。         

保管や管理が容易となり安全性も高まる

オンライン上での手続きで締結された契約は、電子データとしてクラウド上に保管されます。
これにより保管スペースを必要とすることもなく、紛失の危険は皆無となり、契約内容を確認したい時にも検索によって簡単に見つけ出すことが可能となります。
また電子データとして保存される際には電子署名が行われ、さらに時刻認証も付与されることになりますので、契約内容を改ざんされるリスクもほぼゼロにすることができるのです。

クラウド上に保管された電子データであることを何となく不安に感じてしまうという経営者様もいらっしゃるかも知れませんが、クラウド契約は上場企業や銀行、公的機関でも利用されているサービスであり、信頼できるクラウド契約サービスを利用していただければ危険性はありません。

印紙税が発生しない

紙の契約書が不要となれば、契約書を用意する側にとってはコスト節約に繋がりますが、ファクタリングにより債権売却を希望する企業も印紙税の節約効果が得られます。
また額が大きくなることは考えにくいものの、郵送や来店に必要な費用もカットすることができます。
さらに手続き時間の短縮も人件費削減に繋がる要素となるなど、紙での契約手続きと比較してクラウド契約はコスト削減効果も期待できるのです。

「オンライン完結」ならクラウド契約のメリットがさらに向上

クラウド契約は面倒な契約手続きを簡略化できる便利なサービスですが、申込みから契約までの手続きの全てをオンライン上で完結可能な「オンラインファクタリング」を利用すれば、メリットはさらに大きくなります。

・利用する企業の経営状況が審査に与える影響が小さく、赤字経営でも利用可能
・負債を増やさず、貸借対照表などへ悪影響を与えない
・償還請求権なしが原則であり、売掛先の倒産リスク軽減にも役立つ

上記したのは融資ではない資金調達方法であるファクタリングならではの特徴です。
そしてさらにオンラインファクタリングを利用していただくことで、これからご紹介するようなメリットも得ていただくことができるのです。

来店不要・全国対応

店舗への来店が必要であれば、どうしても遠方のファクタリング会社は利用しにくくなってしまいます。
ファクタリング会社の中には契約手続きなどを出張対応で行っている場所も存在しますが、出張費用などが発生する可能性が高く、費用面での負担が増加しかねません。
しかし契約だけでなく全ての手続きがオンライン上で完結可能となれば、来店する必要自体がなくなります。
そのためオンラインファクタリングが利用できる場所の多くは全国対応を行っており、距離を気にせずに利用していただくことが可能です。

提出書類が少ない

オンラインファクタリングでも、審査を受ける際には幾つかの書類提出が必要になります。
ですが郵送を利用せずとも、スキャナで読み取ったデータやスマホまたはデジカメで撮影した画像をアップロードによって提出可能なことが多く、書類提出の手間は小さくなります。
またオンラインファクタリングでは、アップロードによる提出が考慮されている場合があり、「本人確認書類・請求書・通帳コピー」など僅かな書類の提出で利用できることが少なくありません。

即日債権現金化の期待が高い

来店不要であることやアップロードによる書類提出が可能となることは、利用者側の負担軽減という効果だけでなく、買取契約が完了するまでに必要な時間にも大きな影響を与えます。
ファクタリングは事業者向け資金調達方法の中でも特にスピードに優れていると言われ、即日資金調達も実現可能です。
そしてオンラインファクタリングを利用すれば、そのスピードはさらに向上することが期待され、申込後1時間以内での債権現金化も不可能なことではなくなります。
急ぎの資金調達が必要となった際にも、オンラインファクタリングは役立ちます。

買取手数料が安い

従来のファクタリングサービスよりも利用するメリットが多いオンラインファクタリングですが、債権の買取側にとっても「人件費削減」という効果を与えます。
債権買取の際に必要となる手数料は、人件費の占める割合が少なくないと考えられますが、ファクタリング会社の人件費が削減できれば、提示される手数料も安くなる期待が高まります。
実際にオンラインファクタリングを利用できるファクタリング会社は手数料が上限下限共に低いことが多く、費用面でもメリットは小さくありません。

またオンラインファクタリングは2社間契約が基本ですが、債権譲渡登記が留保可能な場合が多く、登記に関する費用も発生しないことが大半です。

クラウド契約(オンライン完結)の注意点

オンライン完結のサービスを含め、クラウド契約が利用できるファクタリング会社は債権現金化に必要なハードルが下がるなど、利用者にとってメリットが大きな存在となります。
ですが、クラウド契約などを利用する際にも注意点は存在しており、ただしく理解した上で利用していただくことが大切です。

利用できるファクタリング会社が限られている

クラウド契約が利用できるファクタリング会社の多くは、オンライン完結サービスにも対応しているのは事実です。
しかし現在営業しているファクタリング会社の中で、クラウド契約を採用している場所の割合は決して多いとは言えません。
すでに一般的なサービスとなっていると考え確認せずに手続きを開始した結果、クラウド対応非対応という可能性もあり得ますので、申込前にはサービス内容もしっかりとご確認ください。

店舗が存在しない・連絡はメールのみの可能性がある

オンライン完結に特化したファクタング会社であれば、事務所などは必要だとしても店舗を構える必要は無くなります。
しかしこれは来店しての相談が可能であることを希望していたり、店舗がないことが不安に繋がったりするのであれば、注意していただきたいポイントとなります。

またオンライン対応に特化した結果、連絡方法もメールのみになっている場所も存在しています。
電話対応が不可となっている場合は、急ぎの問い合わせへの回答が得られにくくなりますので、可能な限り電話対応(固定電話またはフリーダイヤル)が行える場所を選ばれることを推奨します。

3社間ファクタリングに対応していない場合がある

クラウド契約が行えるファクタリング会社でも、売掛先への通知を行った上で債権を売却する3社間ファクタリングは利用できる可能性はあります。
しかしオンラインファクタリング専門となった場合には、3社間ファクタリングは利用できない可能性が高くなりますので、ご注意ください。

2社間ファクタリング
・資金調達スピードが速い。売掛先に知られずに債権現金化を行いやすい。
・手数料や審査通過率の面では3社間ファクタリングに劣る傾向がある。

3社間ファクタリング
・手数料が低くなりやすく、審査通過しやすい。
・即日資金調達は難しい。売掛先との関係に影響を与える可能性がある。

売掛先への通知が不要な2社間ファクタリングと通知が必要な3社間ファクタリングには、上記したようなメリット・デメリットがあります。
ただし手数料に関しては、オンラインファクタリングを利用することで2社間でも3社間並の低い手数料が実現可能となります。
それぞれの違いを理解した上で、契約方法を選んでいただくことが大切です。

「クラウド契約対応ファクタリングのメリットとは?」まとめ

・クラウド契約とはオンライン上で契約手続きを完了できるサービスであり、コストカットや手続きの時間短縮などの効果が期待できる
・契約だけでなく申込みや書類提出など、債権現金化までの手続きをオンライン上で完結できる「オンラインファクタリング」を利用すれば、資金調達スピードのさらなる向上や低い手数料が実現可能となる
・クラウド契約やオンラインファクタリングは全てのファクタリング会社で利用できるわけでなく、店舗の有無などにも注意が必要

クラウド契約に対応できるファクタリング会社を利用していただくことで、債権現金化に必要な手間の削減や時間短縮が可能となります。
さらにオンライン完結のサービスを活用すれば、申込手続きが完了してから1時間以内など、他の選択肢では難しいスピードでの資金調達も不可能ではなくなります。
便利にお得に債権を現金化できる方法をお探しであれば、クラウド契約やオンラインファクタリングをご活用ください。

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