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【最短即日】2社間ファクタリングの仕組みと法的根拠を解説!

2022年8月18日

ファクタリングは、入金前の売掛債権(請求書)を買い取ってもらうことで資金を得る資金調達方法です。

まだ手元にない売掛金を納金日よりも前に現金化できることが特徴で、資金繰りに悩んでいる中小企業や個人事業者にとって魅力的なサービスとして、近年注目され始めています。

そんなファクタリングですが、「2社間ファクタリング」と「3社間ファクタリング」の2つのファクタリング方式があります。

初めて利用される方は「なにが違うの?」「どっちが良いの?」と疑問に思われる方もいるでしょう。

この記事では、

  • 2社間ファクタリングの仕組みと特徴
  • 2社間ファクタリングのメリットとデメリット
  • 2社間ファクタリングがおすすめなケース

を解説していきます。

この記事を読むことで2社間ファクタリングの理解が深まるでしょう。

ぜひ最後までお読みください。

2社間ファクタリングとは

2社間ファクタリングは、利用会社とファクタリング会社の2社間で契約を結ぶ方式です。

売掛先は一切関与しないため、誰にもファクタリングの利用を知られることはありません。

利用を知られることなく、また借入扱いにもならないため、自社の信用情報を守りながら資金調達ができるというメリットがあります。

対して3社間ファクタリングは、利用会社とファクタリング会社、取引先会社の3社間で契約を結ぶ方式を指します。

3社間ファクタリングは、売掛先からファクタリング利用の承諾を得る必要がある方式であるため、必然的にファクタリングの利用を知られる形となるでしょう。

2社間ファクタリングの仕組み

2社間ファクタリングの仕組みは以下の通りです。

  1. 利用会社が売掛先にサービスや商品を提供する
  2. 提供したサービスや商品の対価として、売掛先に代金の請求をする(売掛債権の発生)
  3. 売掛債権をファクタリング会社へ売却し、売掛金買収額(売掛金-手数料)が支払われる
  4. 売掛先から利用会社へ売掛金が支払われる
  5. 利用会社は入金された売掛金を、ファクタリング会社の口座へ入金する

このような流れで、2社間ファクタリングは行われています。

図解からも分かるように、「売掛先は全く関与しない」という特徴があるのです。

3社間ファクタリングは、ファクタリングを利用する旨を売掛先に報告し、ファクタリング利用の同意を得られなければ利用できません。

2社間ファクタリングは、売掛先の同意を得る必要がないため、ファクタリング会社の審査を通過すれば、ファクタリング契約の締結となります。

3社間ファクタリングよりも、利用のハードルは低い方式と言えるでしょう。

2社間ファクタリングの契約の流れ

実際に2社間ファクタリングを利用する際の流れを6stepで解説します。

STEP1|申込みをする

ファクタリング会社のホームページや電話、来店等でファクタリングの申込みをします。

この際、「ファクタリング方式」「利用希望金額」「希望入金日」等の希望条件を確認されるため、前もって検討しておけるといいでしょう。

初めての利用で悩んでしまっている場合は、その旨をファクタリング会社に伝えることで、自社に適した資金繰りのアドバイスをもらえることもあるでしょう。

また、本申込みをする前に複数社で見積もりを取って、比較しておくことも大事です。

ファクタリング手数料は、利用する会社により差が生じます。

同じ売掛債権の買取でも、買取金額に差が生じてしまうのです。

自社の大切な資金調達、なるべく損しない様に見積もりを取ることをおすすめします。

STEP2|必要書類を提出する

ファクタリング審査に必要な書類は、基本的には以下の5点です。

必要書類 必要な理由
商業登記謄本
(個人事業主は身分証明書)
実在する会社であることを証明するため
印鑑証明書 契約書に押印する印鑑を証明するため
法人税確定申告書(決算報告書) 利用会社の経営内容を把握するため
売掛先との基本契約書・売買契約書
(請求書)
売掛金が確かに発生していることを確認するため
入金確認ができる通帳 通帳に記帳された入金記録で、売掛先との取引関係を確認するため

利用するファクタリング会社により、これよりも少ない書類で審査可能な場合もあります。

必要書類は多かれ少なかれ、ファクタリング会社が「ファクタリングを利用しても大丈夫な会社かどうか」を審査するのに必要となります。

要求されている必要書類を、不備や誤字・脱字なくきちんと提出することで手数料が低くなる可能性もあるでしょう。

STEP3|審査が行われる

提出された書類と、申込み時のヒアリング内容で審査が行われます。

審査の際に見られているポイントは、以下の項目となります。

  • 売掛先の信用度(売掛先の経営状況や取引年数)
  • 売掛債権が本物かどうか(売掛金の入金予定日)
  • 利用会社の経営内容・経営状況、売上規模
  • ファクタリングを利用する目的と使用用途
  • 利用希望額と希望入金時期

これらの項目を総合的に審査し、ファクタリング利用の可否や手数料設定が決定されるのです。

通常、即日~2日程度で審査は終了します。

STEP4|契約を結ぶ

無事審査に通ることができたら、ファクタリング会社と利用会社との間に契約を結びます。

契約書面上の内容が最終的な契約内容となるため、以下の項目をきちんと確認し、署名するようにしましょう。

  • 手数料設定とその他諸費用の合計(実際に支払う総額)
  • 入金予定日
  • ファクタリング方式
  • 償還請求権や債権譲渡登記の有無

また、契約内容の説明をしないまま契約を結ばせようとしたり、契約を急かす様な素振りがある場合は、悪質業者の可能性があるため、注意が必要です。

STEP5|ファクタリング会社から買取金が入金される

契約締結後は、ファクタリング会社から指定の口座へ買取金額が入金されます。

契約書で取り交わした金額が約束の日にちにきちんと入金されているか、確認しましょう。

STEP6|売掛金をファクタリング会社へ入金する

最後に忘れてはならないのが「売掛金の入金作業」です。

ファクタリング会社へ売却した売掛金は、売掛金入金予定日に売掛先から利用会社へ入金されます。

売掛金入金の確認ができたら、その日のうちにファクタリング会社へ入金することを忘れてはいけません。

入金を忘れて売掛金を使ってしまったり、持ち逃げした際には詐欺罪で起訴されてしまう可能性もあります。

忘れずに入金するようにしましょう。

2社間ファクタリングの3つのメリット

2社間ファクタリングのメリットは以下の3点です。

  1. 最短即日での資金調達が可能
  2. 売掛先にファクタリングの利用が知られない
  3. 償還請求権が発生することがない

1,最短即日の資金調達が可能

最短即日で資金調達ができる点は、メリットと言えるでしょう。

2社間ファクタリングは、利用会社とファクタリング会社の2社間で完結する契約であり、売掛先の承諾を得る必要がありません。

ファクタリング利用に関する売掛先の同意書の回収の必要がないため、最短即日~1週間と短期間での資金調達が可能となります。

売掛金の入金前にその他の支払いがある場合や、緊急で現金が必要になった場合には、2社間ファクタリングがおすすめと言えるでしょう。

2,売掛先にファクタリングの利用が知られない

2社間ファクタリングの最大のメリットは、売掛先の承諾なしでファクタリングを利用できることです

3社間ファクタリングの様に売掛先にファクタリングの承諾を得なけらばならない場合、「この会社は資金繰りが厳しいのか」「銀行融資が受けられない程の経営状況なのか」とネガティブな印象を持たれてしまう可能性もあるでしょう。

売掛先によっては、ファクタリングの利用が知られることで、取引停止や取引縮小等、今後の取引に影響を及ぼす可能性もあります。

2社間ファクタリングは、売掛先が一切関与しないため、ファクタリングの利用を知られることはありません。

ファクタリングの利用を知られることがないので、売掛先との信頼関係を傷つける心配もないのです。

ただし、2社間ファクタリングでも「この売掛債権を○○に譲りました」という債権譲渡登記を行う契約の場合は注意が必要となります。

債権譲渡登記は、第三者でも見ることができるため、売掛先が債権譲渡登記を見た場合のみ、ファクタリングの利用を知られる可能性はあります。

絶対にファクタリングの利用を知られたくない場合は、2社間ファクタリングかつ債権譲渡登記のない契約をするのが良いでしょう。

3,償還請求権が発生することがない

償還請求権とは、売掛先の倒産などにより売掛金を回収できなかった場合、ファクタリング会社が利用者にその分の金銭の返還を求めることができる権利のこと。

日本では償還請求権がないファクタリングが一般的であるため、万が一売掛先が倒産して売掛金が回収できなかったとしても、ファクタリング会社から請求を求められることはありません。

経営が怪しそうな売掛先の売掛債権を、ファクタリングで先に買い取ってもらうことで、売掛金の未回収リスクを回避できるという点はメリットと言えるでしょう。

しかし、ファクタリング会社によっては「手数料を低くする代わりに償還請求権ありの契約」を提案してくる会社もあるため、契約前に確認しておくことをおすすめします。

2社間ファクタリングの3つのデメリット

手続きが簡単で、最短即日で資金調達できる2社間ファクタリングですが、大きなメリットがある一方、デメリットもあります。

  1. 3社間ファクタリングに比べて手数料が高い
  2. 審査に通りづらい
  3. 売掛金を送金する手間が発生する

1,3社間ファクタリングに比べて手数料が高い

2社間ファクタリングは、3社間ファクタリングと比べてファクタリング手数料が高いという点がデメリットとなるでしょう。

3社間ファクタリングの手数料は約1%~10%が相場ですが、2社間ファクタリングの手数料は約10%~30%が相場であり、手数料は高めに設定されています。

3社間ファクタリングの場合、売掛先から直接ファクタリング会社へ売掛金が入金されるため、売掛金の未回収リスクは低いと言えます。

しかし、2社間ファクタリングは、売掛金を利用者が先に受け取るため、その売掛金を他の支払いに使われたり、売掛金を持ち逃げされたりする可能性も否定できません。

ファクタリング会社が最も恐れていることは「売掛金の回収ができなくなる」こと。

ファクタリング会社側からすると、売掛金の未回収リスクが高くなってしまうため、2社間ファクタリングの手数料を高くせざるを得ないのです。

2,審査に通りづらい

2社間ファクタリングは、3社間ファクタリングと比較して、審査に通りづらいというデメリットもあります。

上述した通り、2社間ファクタリングでは売掛金の未回収リスクが高いため、審査も慎重になってくるのです。

3社間ファクタリングの審査は、ほぼほぼ「売掛先の信用度」で決まると言っても過言ではありません。

売掛先がきちんと売掛金を支払えると判断されれば、審査に通過することができるのです。

しかし、2社間ファクタリングの場合は、売掛先の信用度に加え、「利用会社の信用度」も多少審査に影響を与えます。

利用会社が「売掛金をきちんと入金してくれるかどうか」も審査基準に含まれてくるのです。

3,売掛金を送金する手間が発生する

2社間ファクタリングの場合、売掛金の支払い期日になると、通常通り売掛先から利用者の口座に売掛金が入金されます。

しかし、その売掛金はファクタリング会社が買い取っているものなので、利用者自身がファクタリング会社に送金する手間があります

契約上、売掛先から入金されたその日にファクタリング会社へ送金しなければならないため、振り込みを忘れてしまうことがないよう注意が必要となります。

2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの比較

2つのファクタリング方式の違いを表にして、見比べてみましょう。

2社間ファクタリング 3社間ファクタリング
関与する会社 利用会社、ファクタリング会社 利用会社、ファクタリング会社、売掛先
ファクタリング利用の承諾 必要なし 必須
手数料の相場 10.0%~30.0% 1.0%~10.0%
売掛金の支払い責任者 利用会社 売掛先
資金調達速度 最短即日~3日程度 最短2日~1週間程度
審査の通りやすさ やや通りにくい 通りやすい

2社間ファクタリングがおすすめなケース

いろいろなメリットとデメリットがある2社間ファクタリング。

手数料が割高であるものの、手早い現金化が可能な魅力的なファクタリング方式です。

手数料と資金調達速度、売掛先との信頼関係などを考え、総合的に判断する必要があるでしょう。

  • なるべく早く資金調達したい場合
  • 売掛先にファクタリングの利用を知られたくない場合
  • ファクタリングに対して理解のない売掛先の場合

これらの場合には、おすすめなファクタリング方式と言えるでしょう。

2社間ファクタリングの法的解釈

最短即日で資金調達が可能な2社間ファクタリング。

とても魅力的なサービスですが、「ファクタリングは怪しいサービスなんじゃないか?」「違法って聞いたことがあるけど・・・」と思われる方もいるでしょう。

結論からいうと、2社間ファクタリング含めファクタリングに違法性は全くありません

2社間ファクタリングは、ファクタリング会社へ売掛債権を売却し、その対価を受領することで成立する契約です。

これは、民法第555条「売買」に該当します

民法第555条
「売買は、当事者の一方がある財産権を相手方に移転することを約し、相手方がこれに対してその代金を支払うことを約することによって、その効力を生ずる。」(出典:六法全書)

2社間、つまり「利用者」と「ファクタリング会社」で行う場合は、「利用者が持っている売掛債権をファクタリング会社に、第555を準拠として割安で売る」というのが、ファクタリングの仕組みとなります。

このことから分かるように、ファクタリングには違法性は全くないのです。

2社間ファクタリングを利用する際の注意点

違法性は全くない2社間ファクタリングですが、悪質業者の存在が確認されているのも事実です。

3社間ファクタリングは、売掛先からファクタリング利用の承諾を得る手前、悪質業者も参入しづらい領域となっています。

また、3社間ファクタリングは大手銀行と提携しているファクタリング会社が多いですが、2社間ファクタリングは民間経営の会社が多く、悪質業者も隠れやすい環境と言えるでしょう。

悪質業者は、通常の売掛債権の売買ではなく、売掛金を担保にして融資する「貸付業」をしているケースがほとんど。

ファクタリングはあくまで「売買」であり、「融資」とは根本的に異なります。

  • 担保や保証人を要求してくる
  • 買取契約ではなく、貸付契約を結ばせようとしてくる
  • 手数料の他の諸費用で多額の請求をしてくる

このようなケースは、違法性の高い悪質業者であるため、利用しないようにしましょう。

まとめ

2社間ファクタリングは、利用者とファクタリング会社の2社間で結ぶファクタリング契約です。

売掛先の承諾を得る必要がなく、最短即日で資金調達をすることができます。

2社間ファクタリングのメリット

  • 売掛先にファクタリングの利用が知られない
  • 最短即日での資金調達が可能
  • 償還請求権が発生することがない

2社間ファクタリングのデメリット

  • 3社間ファクタリングに比べて手数料が高い
  • 審査に通りづらい
  • 売掛金を送金する手間が発生する

よって、

  • 急ぎで資金が必要な方
  • 売掛先の承諾を得ずにファクタリングを利用したい方

におすすめの資金調達方法です。

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