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年中無休のファクタリング会社のメリットは?利用する際の注意点も解説
2025年2月15日
急に支出が発生したり資金が必要になったりする場面はビジネスの現場で起こり得るものです。そして突発的な事態というものは時間や曜日を選ばずにやってきます。
そんな時に年中無休で営業しているファクタリング会社の存在は、事業者の皆さんの強い味方であり大きな安心材料となり得るでしょう。
現在年中無休のファクタリング会社の数はそれほど多くはないと言われています。また、年中無休のファクタリング会社を利用しても、そのメリットを十分に受けられないケースもあり得ます。
この記事では年中無休のファクタリング会社を利用することのメリット・利用の際の注意点そして年中無休のファクタリング会社の利点を活かすためのポイントについて解説します。
目次
年中無休のファクタリング会社を利用するメリット
年中無休で対応可能なファクタリング会社を選ぶと、どのようなメリットが得られるでしょうか。以下で解説します。
急な資金調達にいつでも利用できる
年中無休のファクタリング会社なら、突然支出が発生したり急に資金が必要になったりしたときでも、曜日を問わずに迅速柔軟に対応ができます。
予測不能な事態にはいつ遭遇するかわかりませんが、もし予想外のことが起こっても、年中無休のファクタリング会社を利用すれば十分対処できるでしょう。
いつ不慮の事態に陥っても対処法が用意されているということは、事業者に安心感をもたらします。
忙しい平日を避けて相談できる
業務に忙殺されて平日にファクタリング会社に相談する時間がない経営者もいるでしょう。
そんな時にも年中無休のファクタリング会社であれば、時間に余裕のある土日に対応してもらえ、落ち着いて相談や利用ができます。
年中無休のファクタリング会社を利用する時の注意点
年中無休営業のファクタリング会社を利用する場合には、気をつけておくべきポイントがあります。
24時間対応を謳っていても営業しているとは限らない
公式サイトに「24時間365日対応」と記載されていても、それはメールを24時間365日受け付けているという意味であるケースが少なくありません。
その場合は土日にサイトから申し込みをしたとしても、審査が始まるのは週明けの月曜日からとなるでしょう。
ファクタリング会社の多くは土日を定休日としているところが多く、休日は審査も行われません。すると土日にうちに資金を手にすることはできなくなります。
「24時間365日対応」とされていても、よく見るとサイトのどこかに定休日が記載されていることもしばしばです。
申し込みを行う場合は、土日にも営業しているか、現金入金が可能かをよく確かめておきましょう。
振込先の金融機関が土日祝日に対応していない可能性がある
ファクタリング会社が年中無休で営業しており土日祝日に入金処理をしても、受取側の口座が土日祝日に対応していないと、入金は結局平日となってしまいます。
現在多くの金融機関が振込に対応していますが、中には休日には振込が反映されない金融機関もあるので注意が必要です。
また、利用する時間帯や使用するATMによっては、休日や時間外には現金の引き出しができない場合があり、急な現金の必要性に対応できないケースも考えられます。
公的書類は平日にしか揃えられない
ファクタリングを利用する場合に必要とされる書類として、売掛債権の存在を証明する「請求書」、経営者の「本人確認書類」、売掛先との取引実績を示す「取引に使用している金融機関口座の通帳コピー」の3つがあります。
この3つのみで審査が可能なファクタリング会社もありますが、会社によっては商業登記簿謄本や印鑑証明などの提出を求める場合もみられます。
このような公的書類は役所に取りに行かなくてはなりませんが、通常役所は平日しか開いていないため、必要書類を揃えるのに休日明けを待たなくてはならないでしょう。
土日祝日に急な資金が必要となってもファクタリングが利用できなくなってしまいます。
土日祝日は3社間ファクタリングが難しいケースもある
3 社間ファクタリングでは売掛先の承諾が必要ですが、売掛先が土日祝日に休んでいる場合には、対応してもらえません。
年中無休のファクタリング会社を利用したとしても、売掛先の営業日まで資金の調達を待つことになります。
年中無休のファクタリング会社を利用する際のポイント
特に年中無休のファクタリング会社を利用するケースでは、急ぎの資金調達を望む場合が多いものです。
年中無休のファクタリング会社に即日入金をしてもらうために、気を付けておくポイントがあります。
必要書類が少ないファクタリング会社を選ぶ
前述のとおり、登記簿謄本や印鑑証明を必要書類としているファクタリング会社では、土日祝日にはそれらの書類が用意できない事態に陥ってしまいます。土日祝日中の即日入金を希望する場合は、必要書類が少ないファクタリング会社を選ぶのがよいでしょう。
ファクタリングの審査はそれぞれの会社が独自の審査基準を設けているため、会社によって必要書類が異なります。
年中無休のファクタリング会社のメリットを受けるためには、その中でも必要書類が少ない会社を選びましょう。
債権譲渡登記不要のファクタリング会社を選ぶ
急ぎの資金調達・即日の現金化をしたい場合は、2社間ファクタリングを利用するのが一般的です。3社間ファクタリングでは売掛先への通知や同意の取り付けが必要となり、現金化までに時間を要するからです。
しかし2社間ファクタリングの場合は、ファクタリング会社によっては債権譲渡登記ありの契約を求める場合があります。
債権譲渡登記とは資産が譲渡されたことを公示する登記制度で、これによりファクタリング会社は第三者への対抗要件を得ることができ、二重譲渡などのリスクを抑えられるからです。
債権譲渡登記ありの場合は登記対応をする必要があるため、その分時間がかかり、即日の入金ができなくなるおそれがあります。また手続きをする司法書士への報酬として5〜10万円の費用が別途発生します。
急ぎの調達が必要だったり出費を抑えたりしたい場合は、債権譲渡登記不要のファクタリング会社を選ぶのがよいでしょう。
公的な必要書類はあらかじめ用意しておく
急に資金が必要になった場合にはなかなか難しいかもしれませんが、土日祝日に即日入金を受けるなら、必要書類はあらかじめ用意しておくのが得策です。
先述したとおり印鑑証明書や登記簿謄本を必要書類とするファクタリング会社もあり、それらの公的書類は原則平日にしか取得できないからです。
用意が難しい場合は、必要書類の数が少ないファクタリング会社を選ぶようにしましょう。
オンラインのファクタリング会社を選ぶ
早急な資金の調達のためには、会社に出向く必要がなく面談も不要な完全オンラインファクタリングやAIファクタリングを利用すると便利です。
完全オンラインファクタリングでは申し込みから審査・入金まですべての過程がWeb上で完結します。
会社を訪れたり面談をしたりする必要がなく、会社に行くまでの時間や経費が不要になります。書類の郵送も不要ですので、時間やコストがさらに削減できます。
AIファクタリングはAIが審査を行いオンライン完結するファクタリングです。AIファクタリングではさらに審査完了までの時間が短縮されます。
急ぎの資金調達の場合は、年中無休なオンラインファクタリング会社を選ぶと即日入金される確率が高まります。
中には最短1時間や30分で入金まで完了するファクタリング会社もあります。
年中無休のファクタリング会社に関するまとめ
年中無休のファクタリング会社は、資金繰りの強い味方となり得ます。
急な支出・予期しない資金需要・突然のビジネスチャンスなど、急ぎで資金を調達したい場面はいつやってくるかわかりません。
そんな時に年中無休で対応可能なファクタリング会社は、事業を営むうえでの大きな安心材料となるでしょう。
現在、審査・入金までを年中無休で対応しているファクタリング会社はそう多くはないと言われていますが、そのようなファクタリング会社を見つけておくと、いざという時に心強いでしょう。
24時間365日対応と言っていても、実際はメール受付のみが年中無休で、定休日には審査・入金を行わない会社もありますのでよく確認してください。
また、ファクタリング会社が年中無休で対応しても、入金先の金融機関が休日対応をしていなかったり、必要な公式書類が平日にしか揃わなかったりする可能性もあります。土日祝日の入金を希望する場合は、取引のある金融機関の営業時間を調べておいたり必要な公的書類をあらかじめ用意しておくなどの準備をしておきましょう。
年中無休で営業しているファクタリング会社の柔軟性や迅速さはビジネスの安定や安心のために大いに役立ちます。
ファクタリング会社との取引を考える場合は、年休無休のファクタリング会社を候補に入れることも考えてみてください。