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スピード重視の資金調達にもファクタリングは最適!買取スピードを高める方法は?
2023年10月12日
ファクタリングはスピード重視の資金調達にも役立ちます。
申込みを行った当日中の債権現金化も不可能ではなく、一刻も早く現金が必要なシチュエーションでは、融資を含む他の資金調達方法以上に頼りになる可能性が充分にあります。
しかし、例えファクタリングであっても必ず素早い資金確保ができるわけではなく、幾つかの注意点も存在しています。
本稿ではファクタリングがスピード感の高い資金調達を実現できる理由と、買取スピードを高めるポイントを中心に解説させていただきます。
目次
即日資金調達も可能なスピードは、ファクタリングの大きな魅力
現在では多くの企業が利用しており、海外ではポピュラーな資金調達方法として認められているファクタリングですが、企業がこの資金調達方法を選ぶ理由は様々です。
負債を増やさないことや、融資の審査に通過しづらい中小企業や審査落ちしてしまった企業も利用しやすい審査基準なども、ファクタリングを選ぶ理由となるはずです。
しかし「資金調達スピード」もファクタリングを利用する大きな魅力の1つであることは間違いありません。
他の資金調達方法との比較
- 銀行融資—2週間から1ヶ月程度
- 日本政策金融公庫—1ヶ月から2ヶ月程度
- ビジネスローン—即日から1週間程度
- クラウドファンディング—募集期間は自由に設定可能
この他にも補助金や助成金、ベンチャーキャピタルからの出資など、資金調達方法の選択肢は様々あります。
しかし補助金や助成金は常時利用できるとは限らず、出資を受けるのは中小企業や個人事業主にとってハードルが高く、また短期間の資金調達には向いているとは言えません。
上記した中ではビジネスローンが高いスピードが期待できるものの金利が高くなりやすく、また融資可能な限度額が高くとも1000万円程度であり、審査を受けてみた結果として数十万円程度の限度額が設定されることも珍しくはありません。
ファクタリングもスピード力で言えば即日資金調達が可能ですが、売却する売掛債権の額次第では高額資金調達も可能です。
また売却までの段階で、相場やファクタリング会社の情報から、ある程度の買取額が予想できるのも資金調達を行う上でのメリットとなります。
ファクタリングの資金調達スピードが速い理由
事業者の代表的な資金調達方法である融資と同様に、売掛債権をファクタリング会社に売却する際にも書類提出を行い審査に通過する必要があります。
それなのにファクタリングが、他の事業資金を得る選択肢と比較してスピード感が高いのには3つの理由があります。
ファクタリングでなら期待通りのスピードで資金調達ができるとしても、速さの理由がわからなければ不安を感じてしまうかも知れませんが、これからご紹介する資金調達スピードの高さの理由を知ることで、安心して利用しやすくなるはずです。
売掛先の信用力重視の審査だから
ファクタリングの審査でもっとも重要なのは「売掛先の信用力」です。
債権に関する決済を行う確率の高さとも言える信用力は、売掛先の経営状況や過去の取引実績などから判断されます。
しかし融資における返済能力とは違い、通常通りの支払いを行えるかどうかが審査されるだけですので、審査通過の可能性も高く審査時間も短くて済む傾向があります。
そして審査スピードが速さは、資金調達に必要な時間に大きな影響を与えます。
提出書類を準備する負担が小さいから
銀行や日本政策金融公庫から融資を受ける場合には、様々な書類の提出が必要となります。
また事業計画書なども必要となれば作成にかかる時間は短くなく、審査でも重要となるため大きな労力を使うことにもなりかねません。
ですがファクタリングは融資でなく、支払いを行うのは売掛先でもあることから、事業計画書の作成は不要です。
また提出書類も、本人確認のために必要な運連免許証やパスポートのコピー、売掛債権が存在する証拠となる請求書などの書類、そして取引履歴の確認に利用される口座の通帳コピーなどであり、準備に大きな時間を必要とする書類を求められることはあまりありません。
提出書類の準備に時間がかからないのも、高いスピードでの資金調達には重要なポイントです。
利用対象となるのが容易だから
多くのファクタリング会社で利用対象となる条件は、「期日前の売掛債権を保有している」ということだけであり、ほとんどの企業が特に問題なく利用対象となることができます。
さらにファクタリングは担保も保証人も不要ですので、これらを準備する手間も負担も発生しません。
利用対象となるハードルが低めであることで、多くの企業は急を要する際にもハイスピードで申込みを行うことができるはずです。
ただし一部のファクタリング会社では個人事業主が利用不可となっていたり、一定以上の業歴を求めていたりすることがありますので、申込み前には一度ご確認ください。
債権の買取スピードを高めるポイント
資金調達スピードの速さがファクタリングの特徴の1つですが、全てのファクタリング会社で即日現金化が期待できるわけではありません。
またファクタリング会社の査定などにスピード感があったとしても、手続きをスムーズに行えなくては短い時間での債権売却は難しくなります。
もし資金調達をお急ぎであれば、これからご紹介するポイントを意識した上でご利用していただくことで、素早く債権が売却できる可能性が高まります。
買取スピードを特徴に挙げているファクタリング会社を選ぶ
サイトに「即日買取対応」や「最短○○分」などと掲載しているファクタリング会社は、買取スピードに期待が持てます。
自社のことを悪く言うはずはなく信憑性は低いのではとお考えになられるかも知れませんが、買い取りに関してのスピードを自社の特徴として挙げて期待を煽っておきながら期待を大きく裏切ってしまうと、ファクタリング会社は口コミなどでの評価を激しく落としかねません。
ですから買取スピードを自社の特徴として挙げている場所は、それだけの自信があると考えることができます。
審査で評価されやすい売掛債権を選択する
信用力が高い、または買取リスクが高過ぎるとすぐに判断できる売掛債権は、ハイスピードで審査が終わります。
もちろん買取リスクが高いと判断されてしまっては、審査通過はできません。
ですから買取スピードを高めたいと希望されているのであれば、取引実績が豊富で安定した経営を行っている売掛先の債権のような、審査で高い評価を得やすい債権をお選びください。
また決済日までの残り日数は60日以内、債権の額が買取可能な範囲内で収まっていることも大切です。
さらに介護報酬債権のように売掛先が公的な機関となる債権は、審査落ちの心配はほぼなく、好条件での買取が期待できます。
2社間ファクタリングを利用する
ファクタリングには売掛先からの承諾を得た上で債権を売却する3社間ファクタリングと、承諾を得ずに手続きを進める2社間ファクタリングがあります。
3社間ファクタリングは手数料が低くなりやすいという特徴がありますが、手続きに若干時間がかかり、買取が完了するまでに数日から1週間ほどの日数が必要となります。
しかし2社間ファクタリングならば、即日買取などスピード感の高い債権買取が実現しやすくなります。
また売掛先にファクタリングの利用を知られたくない場合にも、2社間ファクタリングを選べば安心感が高まります。
債権譲渡登記が留保可能かをチェックする
個人事業主の方が2社間ファクタリングを利用される場合は、申込先が「債権譲渡登記」を必要としているかどうかをご確認ください。
債権譲渡登記はファクタリング会社が債権の保有者であることを示すために役立ちますが、登記には司法書士への報酬などを含め10万円前後の費用が必要になるだけでなく、手続きに時間がかかり資金調達スピードを低下させることになりかねません。
しかし、個人事業主の方が2社間ファクタリングを利用する際の債権譲渡登記は、原則行えません。
また、法人の方でも速いスピードでの債権現金化をお望みであれば、債権譲渡登記の留保可能な場所もありますので、そのような場所をお選びください。
書類提出をスムーズに不備なく行なう
ファクタリング会社が素早い審査を行い、買取に関する手続きにスムーズに対応できたとしても、それだけで速いスピードでの債権売却が実現できるわけではありません。
なぜなら債権売却を申込んだ側が書類提出に時間がかかったり、提出した書類に不備があったりした場合には、審査自体を開始できなくなる可能性があり、資金調達スピードは遅くなってしまうからです。
書類の提出はなるべくスムーズに、そして不備がないように記載内容を確認することも、資金調達スピードを高める1つのポイントになります。
クラウドファクタリングを活用する
クラウドファクタリングやオンライン完結と呼ばれる、インターネット上で手続きが完結できるファクタリングは、速いスピードで債権を現金化できる期待の高いサービスです。
来店不要で手続きが完結できることで労力と移動時間を省くことができるなど、時間的な節約だけでなく手間や費用も削減できるのが、クラウドファクタリングの大きな特徴です。
利用経験のあるファクタリング会社に申込む
すでにファクタリングを活用して資金調達を行っている場合に限られますが、以前利用したファクタリング会社へ再度申込むことによって、前回よりも一層のスピード買取が期待できます。
同じ場所を繰り返し利用することで、買取側からの信頼を得られるのがその理由ですが、買取スピードの向上だけなく手数料の引き下げも期待できるなどメリットは小さくありません。
これからファクタリングによる資金調達を行ってみようとお考えの経営者様は、長く付き合うことを前提に申込先をお探しください。
なるべく早い時間帯に手続きを開始する
とても簡単な考え方ですが、スピード感のある債権現金化には少しでも早く申込むことも大切です。
基本的に手続きは申込みを行った順番に進められますので、申込みが遅くなるほどに順番が来るまでに時間がかかる可能性が高まります。
もちろんある程度の件数は同時進行に近い状況で対応が進むはずですが、できる限り早めに手続きを開始することで、後回しになるリスクを下げられます。
スピード重視でも注意すべき3つのポイント
急いで資金調達をしなければならない状況では、スピード重視で申込先を選びたくなるのは致し方ありません。
しかし債権の現金化には成功したとしても、悪質業者に捕まるなどして何かしらのトラブルが発生してしまっては、本当の意味での資金調達成功とは言えないはずです。
例えスピード重視であっても、これからご紹介する3つのポイントにはご注意ください。
手数料は妥当?
ファクタリングに必要な手数料には、法的な制限はありません。
相場としては「2%〜30%」と言われていますが、その数値を超えたとしても違法だとは言い切れず、本当に妥当性のある手数料かの判断が経営者様に求められます。
手数料が高額となり、必要な額の現金が手にできなくては大切な売掛債権の売り損ともなりかねません。
スピード的には期待できたとしても、手数料もしっかりとご確認ください。
貸付に該当していない?
融資とは違い、ファクタリングは貸付に該当しないスピード感あるサービスです。
しかしファクタリングを装い違法な貸付を行う悪質業者も存在し、金融庁も注意喚起を行っています。
違法となるのは貸金業登録など融資を行う許可を得ずに、貸付に該当するサービスを行っている場合ですが、利息が発生したり担保や保証人が必要だったりする場合には注意が必要です。
契約書の控えは受け取れる?
クラウドファクタリングと呼ばれるオンライン上で手続きが完結できるファクタリングサービスでは、電子契約を採用しており紙の契約書は存在しないのが基本であり、データによって契約内容が証明されます。
しかし悪質業者は紙もデータも用意せずに口約束で契約を行おうとしてくる可能性があります。
契約内容を証明する書類やデータがないと、トラブルが発生した際の問題解決が難しくなるため、契約内容を確認するだけでなく控えもしっかりと受け取っておきましょう。
「スピード重視の資金調達にもファクタリングは最適!」まとめ
- ファクタリングは融資とは全く違う資金調達方法であり、独自の審査基準などによって債権のスピード買取を実現している
- 2社間ファクタリングやクラウドファクタリングを選ぶなどすることで、買取スピードを高めることが可能
- 資金調達を急いでいても、手数料の額や契約内容が貸付に該当しないかなどには注意が必要
ファクタリングは素早い資金調達方を可能とし急ぎの際にも頼りになりますが、売却する債権選びや書類提出のスムーズさによって、そのスピードが遅くも速くもなる可能性があります。
特に急いでいるときには、オンライン対応を行っているファクタリング会社がおすすめです。
またトラブルに巻き込まれないために悪質業者に注意し、安心安全に利用できる場所を見つけることも大切です。