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ファクタリングの審査に落ちた!?審査に落ちた8つの原因と対策を徹底解説!

2023年5月13日

売掛債権の買取サービスであるファクタリング。
銀行融資の審査に落ちたとしてもファクタリングを利用できる可能性は高く、利用会社に赤字決算や債務超過があっても問題ありません。
しかし、誰でも必ず利用できるわけではなく、審査が緩いと聞いたのに落ちた、なんてこともあります。
審査に落ちた原因を知らずに再度申し込みをしても、利用できない可能性は高いです。
この記事では、ファクタリングの審査に落ちた8つの原因と落ちた後の対策を解説します。
この記事を読むことで、ファクタリング審査に通るコツがわかりますので、ぜひ最後までお読みください。

ファクタリングの審査に落ちた8つの原因

ファクタリングは、ファクタリング会社に売掛債権を買い取ってもらうことで、売掛債権の早期現金化ができるサービスです。
銀行融資などの貸付とは異なる「買取サービス」であるため、利用時の審査は比較的柔軟。
銀行融資の審査に落ちた会社や、赤字経営・債務超過がある会社でも、ファクタリングなら利用できる可能性は高いです。
ただし、誰でも必ず利用できるというわけではありません。
ファクタリングを利用する際にも必ず審査があるため、審査に落ちた場合は、ファクタリングを利用することはできません。
ファクタリングの審査で重要視されるのは「売掛先がきちんと売掛金を支払うことができるか」という点。
つまり、売掛金の未回収リスクが高い場合は、審査に落ちる可能性が高くなります。
ファクタリングの審査に落ちた具体的な原因は、以下の8つです。

  1. 売掛先の信用度が低い
  2. 売掛先との取引実績が少ない
  3. 売掛金の支払期日までの期間が長い
  4. 買取不可な売掛債権
  5. 売掛金に二重譲渡の疑いがある
  6. 利用会社の信用が著しく低い
  7. 売掛債権が少額すぎる
  8. 売掛先の承諾が得られていない(3社間ファクタリング)

1,売掛先の信用度が低い

売掛先の信用度が低い場合、ファクタリングの審査に落ちる可能性は高くなります。
なぜなら、ファクタリングの審査では「売掛先の信用度」が最重要視されるから。

ファクタリングは、原則償還請求権のない契約を結びます。
償還請求権がないため、売掛先の倒産等により売掛金の回収ができなくなっても、利用会社に弁済を求めることができません。
売掛金の未回収リスクも含めて売掛債権の買い取りを行うため「売掛金の支払いができる売掛先」と判断できない場合に、審査に落ちた、ということも珍しくありません。

また、売掛先が法人ではなく個人事業主の場合も、審査に落ちる可能性は高いです。
売掛先が法人であれば、帝国データバンクから法人の情報を簡単に調べることができます。
しかし、個人事業主の場合は、売掛先の状況を正確に判断することができません。
そのため、そもそも売掛先が個人事業主の売掛債権は、買取対象外としているファクタリング会社も多いです。

2,売掛先との取引実績が少ない

売掛先との取引実績が少ない場合も、審査に落ちた原因かもしれません。
ファクタリングの審査では、多くの会社が通帳のコピーの提出を必須としています。
通帳からは、売掛先との過去の取引内容(入金状況)を確認することが可能。
取引歴が長く、その間売掛金の入金遅れなどのトラブルがないことが分かれば、審査は通過しやすくなります。
しかし、取引歴が短く、売掛金の入金状況の確認ができない場合「売掛先がきちんと売掛金を支払うことができる」という判断が難しくなります。
取引実績が少ないということは、審査に不利に働くことは確かです。
また、初回債権(新規売掛先との間に生じた初めての売掛債権)の場合、買取対象外としているファクタリング会社も少なくありません。

3,売掛金の支払期日までの期間が長い

売掛金の支払期日までの期間が長い場合も、審査に落ちた原因になります。
なぜなら、支払期日までが長いということは、支払期日を迎える前に売掛先が倒産してしまうリスクが考えられるから。
通常の信用取引では、支払いが1か月~2か月先になることがほとんどです。
しかし、支払いサイトが長い業界では、支払期日まで3か月、長いと半年になることも珍しくありません。
支払期日までが90日以上ある債権の場合、審査に落ちる可能性は高くなるため、注意が必要でしょう。

4,買取不可な売掛債権

ファクタリングには、買取不可な売掛債権も存在します。
ファクタリングで買取対象となるのは、原則「支払期日前の確定債権」。
支払期日が過ぎている不良債権や、支払期日の決まっていない将来債権は買取できません。
また、確定債権であっても、以下のような債権を提出した場合には、審査に落ちた原因である可能性が高いので注意しましょう。

  • 譲渡禁止特約のついている債権
  • 売掛先が個人事業主である債権
  • 初めての売掛先との取引で生じた債権(初回債権)

5,売掛金に二重譲渡の疑いがある

審査に落ちた売掛債権の中には売掛金に二重譲渡の疑いがある場合があります。
2社間ファクタリングは、売掛先が関与しない契約方式であるため、ファクタリング会社へ売掛債権の所有権が移ったことを第三者に証明できません。
そのため、同一債権を使って複数のファクタリング会社と、ファクタリング契約を結ぶことができてしまいます。これを売掛債権の二重譲渡と言います。
二重譲渡は犯罪行為となり、二重譲渡が疑われる場合には、当然審査には落ちます。

なお、債権譲渡登記を行っていれば、二重譲渡の防止ができるため、二重譲渡疑いが原因で審査に落ちることはありません。
しかし、債権譲渡登記をして登記簿を売掛先に見られた場合、売掛先にファクタリングの利用を知られるリスクがあります。
そのため、債権譲渡登記を留保できるファクタリング会社も近年増加傾向にあります。
「債権譲渡登記を留保しているから二重譲渡をしてもバレない」と、同一の売掛債権を複数社に売却することは絶対にしないでください。

6,利用会社の信用が著しく低い

利用会社の信用が著しく低い場合も、審査に落ちた原因かもしれません。
ファクタリングは、売掛先の信用度が重要視されているため、赤字経営や債務超過がある会社でも利用できる可能性は高いです。
しかし、利用会社の信用度が全く関与しないという訳ではありません。
特に、2社間ファクタリングの場合、売掛金は一旦利用会社に入金される形になります。
利用会社の経営状態が悪い場合には、ファクタリング会社へ支払うべき売掛金を、使い込まれてしまうリスクも考えられるでしょう。
2社間ファクタリングでは、利用会社の信用度も低い場合、審査に落ちることがあるので、注意しましょう。

7,売掛債権が少額すぎる

ファクタリングの審査に落ちた理由として、売掛債権が少額すぎることも挙げられます。
ファクタリング会社は、ファクタリング利用時の手数料で利益を得ています。
買い取る売掛債権の額が小さいということは、手数料で得られる利益も少なくなるということ。
ファクタリング会社は、審査時に売掛先の与信調査を行いますが、これは少額債権でも高額債権でも生じる労力は変わりません。
少額債権の買い取りでは、労力に対する利益が少ないため怪訝されやすいのです。
少額債権に対応しているファクタリング会社以外では、少額債権の場合、審査に落ちることも珍しくないため注意しましょう。
少額債権の買取を希望する場合は、少額債権専門のファクタリング会社を利用することをおすすめします。

8,売掛先の承諾が得られていない(3社間ファクタリング)

3社間ファクタリングの場合、売掛先からファクタリング利用の承諾が得られない場合、審査を受けることができません。
3社間ファクタリングは、売掛先も契約に参加する方式です。
そのため、売掛先からファクタリング利用に関する承諾は必須になります。
承諾を得られなければ審査を受けることすらできないため、注意しましょう。

ファクタリング審査で重要視されるポイント

ファクタリングは、緊急性の高い資金調達や銀行融資の審査に落ちた際に、利用されることが多いです。
ファクタリングの審査に落ちたときに、次の資金調達先に困ってしまうという方も多いと思います。
ファクタリングの審査に落ちないためには、ファクタリングの審査で重要視されるポイントを押さえておくことが大事。
ファクタリングの審査で重要視されるポイントは、以下の4つ。

  1. 売掛先の信用度
  2. 売掛金の支払日までの期間
  3. 買取希望額
  4. 利用者の信用度

1,売掛先の信用度

ファクタリングの審査で最も重要視されるのは「売掛先の信用度」です。
なぜなら、ファクタリングは、原則償還請求権のない契約を結ぶから。
売掛先が売掛金の支払いができなくても利用会社に弁済を求められないため、ファクタリング会社は売掛金の未回収リスクを最も恐れています。
そのため「売掛金をきちんと支払うことができる売掛先かどうか」の判断には、非常に慎重。
売掛先の信用度の調査は、帝国データバンクの情報をもとに、売掛先の事業規模や経営状態などが調べられます。
さらに、利用会社の通帳から過去の取引実績(入金遅れ等の有無)、過去にしっかりと売掛金の支払いが行われているかどうかの確認をします。

2,売掛金の支払日までの期間

売掛金の支払日までの期間も重要です。
ファクタリングの審査では、支払日までの期間が短い売掛債権が好まれる傾向にあります。
なぜなら、支払日までの期間が長ければ長いほど、売掛先の経営が悪化する可能性が高まるから。
特に支払日までの期間が90日以上ある債権は、審査で落ちる可能性が高まるので注意しましょう。

3,買取希望額

買取希望額も、審査で重要視されるポイントの一つ。
ファクタリング会社は、利用時に発生する手数料から会社の利益のほとんどを得ています。
ファクタリングの審査は銀行融資のような厳格なものではありませんが、審査にはそれなりの労力を伴います。
審査に労力がかかるにも関わらず、利益率が低い少額債権の買取は、怪訝されやすい傾向にあるでしょう。

しかし、ここで注意が必要なのは、買取希望額が高ければいいという訳でもないということ。
ファクタリングは償還請求権のない契約であるため、高額すぎる債権の場合、未回収となった際の損失が大きくなります。
そのため、100万円~5,000万円の買取額が好まれる傾向にあると言えるでしょう。
100万円以下の少額債権や、5,000万円を超えるような高額債権の買取を希望する場合は、少額専門・高額専門のファクタリング会社を利用するのがおすすめです。

4,利用者の信用度

ファクタリングの審査では、売掛先の信用度が最重要視されますが、利用者の信用度が全く影響しないわけではありません。
特に2社間ファクタリングにおいては、一度利用会社に売掛金が入金されます。
入金された売掛金を使い込まれるリスクがあるため、2社間ファクタリングでは、利用者の信用度も重要となるのです。

ファクタリング審査に落ちたとしても対策次第では利用できる

ファクタリングの審査に落ちたからと言って、落ち込むことはありません。
対策次第では、審査に通過できる可能性は十分にあります。
ファクタリングの審査に落ちた場合には、以下の4点を再度見直して対策してみてください。

  1. 他のファクタリング会社に依頼する
  2. 売却する売掛債権を見直す
  3. ファクタリング方式や契約形態を見直す
  4. 面談時の対応に気を付ける

1,他のファクタリング会社に依頼する

ファクタリングの審査基準は、ファクタリング会社によって異なります。
そのため、1つのファクタリング会社の審査に落ちたとしても、他のファクタリング会社の審査なら通過できる可能性はあります。
審査が緩いファクタリング会社に再度申し込みをするのも一つの手でしょう。
審査が緩いファクタリング会社の特徴は、以下の通り。

  • 提出書類が少ない
  • 債権譲渡登記が必須
  • 手数料の上限が高めの設定
  • 買取率・審査通過率が高い
  • 設立からの年数が比較的浅い

また、利用者や売掛債権によっては、専門性の高いファクタリング会社を利用するのもおすすめ。
例えば、100万円以下の売掛債権の場合は少額債権専門のファクタリング会社、フリーランス・個人事業主が利用する場合は個人事業主に特化しているファクタリング会社など。
自社の資金調達ニーズとファクタリング会社の特性が合っていれば、審査通過する可能性は高いと言えます。

2,売却する売掛債権を見直す

売却する売掛債権を見直すのもいいでしょう。
ファクタリングの審査では「売掛金の回収ができるかどうか」の判断が行われます。
そのため、回収できる可能性が高い売掛債権は審査に通りやすくなります。
ファクタリングで有利になる売掛債権は、以下の通り。

  • 売掛先が大手企業や国・地方自治体の売掛債権
  • 支払期日までの期間が短い売掛債権
  • 自社との取引歴が長い売掛先の売掛債権
  • 過去に売却したことのある売掛債権と同一の売掛先の売掛債権
  • 100万円~5,000万円の範囲内の売掛債権

売掛債権を複数所有している場合は、ファクタリングに有利になる売掛債権を売却すると良いでしょう。

3,ファクタリング方式や契約形態を見直す

ファクタリング方式や契約形態を見直すことでも、審査に通過する可能性は高くなります。
2社間ファクタリングは、売掛先が関与しないため、審査もやや通りづらくなります。
3社間ファクタリングは売掛先も契約に参加するため、売掛金の未回収リスクが低く、審査はより柔軟。
2社間ファクタリングで審査に落ちたという場合は、3社間ファクタリングを利用するのも良いでしょう。
ただし、3社間ファクタリングは、ファクタリングの利用を売掛先に知られてしまうため、ファクタリングの理解がある売掛先でない場合はおすすめできません。
2社間ファクタリングでなければ困るという場合には、対面での面談がある契約方式がおすすめ。
特に、オンラインファクタリングを利用する際には、オンライン面談に対応している会社がいいでしょう。
対面での面談があれば、書類だけで判断できないような利用者の人となりも判断可能です。
また、利用会社の経営状況等の詳細を把握することもできるため、審査に通りやすくなります。

4,面談時の対応に気を付ける

面談時の対応に気を付けることも大切です。
ファクタリングは、金銭のやりとりをする取引であるため、信頼関係が大事。
信頼できそうな利用者の場合、審査に通過しやすくなるのは確かです。
面談時には以下のポイントに気を付けるようにしましょう。

  • ハキハキ話す
  • 提出書類と面談時の内容が一致するように話す
  • 経営者にふさわしい身だしなみで行く
  • 変にごまかしたりせず正直に話す

まとめ:ファクタリングの審査に落ちたという方はSoKuMoにご相談ください

他のファクタリング会社の審査に落ちたという方は、是非SoKuMoにご相談ください。
私どもSoKuMoは、ご利用者様の状況や資金調達の悩みをお聞きして、一人ひとりに合わせた柔軟な対応ができます。
以下に、SoKuMoの審査に通りやすい理由をご紹介いたします。

買取可能額は10万円~1億円

SoKuMoは、買取可能額を10万円~1億円に設定しています。
買取可能額を100万円~5,000万円としている会社が多いですが、SoKuMoは100万円以下の少額債権も、5,000万円以上の高額債権も買取可能です。
SoKuMoなら「少額債権・高額債権だから」という理由で、審査に落ちる心配がいりません。

初回債権の買取も可能

SoKuMoは、初回債権の買取にも対応しています。
新規取引先との間で初めて発生した売掛債権(初回債権)の場合、過去の取引歴から売掛先の信用度を調べることができません。
そのため、初回債権を買取不可としているファクタリング会社は多いです。
SoKuMoは、初回債権であっても、過去の取引実績以外の要素で、売掛先の信用度が高いことが分かれば買取に応じています。
「初回債権だから」という理由で、審査に落とすことはないので、ご安心ください。

オンライン面談への対応

SoKuMoは、オンラインファクタリングを提供していますが、オンライン面談にも対応しています。
オンラインファクタリングは、全国どこからでも利用できる点や、最短即日で資金調達ができる可能性が高い点から、人気が高い契約方法と言えます。
しかし、オンラインファクタリングはAIによる審査が主流であるため、審査はやや厳しくなる傾向にあります。
また、面談対応不可としているファクタリング会社も多く、審査通過率は高いとは言えません。
SoKuMoは、オンラインファクタリングでは珍しいオンライン面談にも対応しています。
そのため、利用者様の状況や希望を考慮した上で審査が可能。
AI審査だけでは判断できない詳細な情報をもとに審査できるため、他社よりも審査に通りやすいという特徴があります。

債権譲渡登記のあり/なしの選択可能

SoKuMoは、債権譲渡登記の有無の選択ができます。
売掛先に絶対に利用を知られたくない場合には、債権譲渡登記の留保が可能です。
また、少しでも審査に通過できるようにしたいという場合には、債権譲渡登記ありの契約を結ぶこともできます。
利用者様の希望やニーズに合わせて選択可能なので、納得のいく資金調達ができる可能性も高いでしょう。

「ファクタリングの審査に落ちたけどどうしよう…」
「資金調達できなくて困っている」
こんな場合は、ぜひ私どもSoKuMoへご相談ください。

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