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オンラインファクタリングの注意点とは?紙書類をデータ化する方法について解説

2024年6月15日

ファクタリングも法人の間で注目されるようになって、サービスも多様化しつつあります。
今回紹介するオンラインファクタリングは、Webで手続きが完了するサービスのことです。

来店する必要がなく、24時間好きな時にいつでも手続きできるのが魅力です。
しかし一方でオンラインファクタリングを利用するには、注意点もいくつかあるので紹介します。

Web完結なので、必要書類の提出もオンライン経由です。
この場合、紙書類はデジタル化しなければなりません。
デジタル化の方法についても解説するので、参考にしてください。

オンラインファクタリングの注意点について解説

オンラインファクタリングはWeb完結で手軽に申し込める半面、注意点もいろいろとあります。
主要な注意点として、以下のようなポイントを押さえておきましょう。

1.3社間には対応していない
2.完全オンラインではない場合も
3.条件は審査を受けた後
4.悪徳業者の潜んでいる可能性
5.ITに疎い人には不向き
6.非対面取引になる

以上どのような点に注意しなければならないか、以下で見ていきます。
利用を検討している法人代表者は、以下の注意点を留意しておきましょう。

1.3社間には対応していない

ファクタリングには2社間と3社間の2種類に大別できます。
オンラインファクタリングの注意点として、原則2社間の商品のみと考えてください。

3社間は取引先も含めた取引構造です。
ファクタリング業者は取引先から直接売掛債権を回収する流れです。
直接回収できるので、債務不履行のリスクは低くなります。

このため、2社間と比較して手数料は低めな商品が少なくありません。
言い換えれば、オンラインファクタリングの場合、手数料高めの商品が多い点に注意しなければなりません。

2.完全オンラインではない場合も

「オンラインファクタリング」と銘打っていても、実は完全Web完結ではないものがあるのも注意点の一つです。
申し込みはWebで可能ですが、面談をおこなわなければならない商品も見られます。

また契約締結時には来店したり、郵送が必要だったりする場合もあります。
郵送だと書類のやり取りにどうしても数日かかってしまうので、今すぐに買い取ってもらわないと資金ショートしてしまうような事態には不向きです。
申し込みから契約締結、入金までの一切がオンラインで可能なのか確認してから手続きを進めてください。

3.条件は審査を受けた後

オンラインファクタリングを利用するにあたって、気になるのは手数料です。
しかし業者の公式ホームページを見ればおわかりでしょうが、「2%〜」や「1〜9.5%」と率に幅を持たせています。
一律のところもあるにはありますが、少数派です。

幅を持たせている場合、どの利率が適用されるかは審査の結果後に決まります。
つまり手数料がいくらになって、いくら手元に現金が入るかは申し込んでみてもわからないわけです。
場合によっては当初当て込んでいた額が手元に転がり込んでこない恐れも出てきます。

もしオンラインファクタリングを利用するのであれば、上限で比較すると良いでしょう。
上限が適用されても、必要な現金が確保できるかで候補を絞り込んでください。

4.悪徳業者の潜んでいる可能性

ファクタリングは法人の資金調達の中でも、後発のサービスです。
このため、まだ法整備ができていませんし、貸金業者のように登録制になってもいません。
よって悪徳業者が時折出てきて、トラブルになるのも注意点です。

悪徳業者の手口としては不当に高い手数料を請求してくる、契約書もなく条件があいまいといったことが挙げられます。
とくに注意してほしいのは、償還請求権付のオンラインファクタリングは利用しないことです。

償還請求権とは、売掛先が債務支払いできなくなった際に利用法人へ返済請求できる権利です。
もしデフォルトになった場合、その債務を返済しなければならず、ますます資金繰りが悪化しかねません。
しかもこれは融資の一種であると解釈できます。

つまり売掛債権を担保にした融資サービスになります。
貸付なので、貸金業登録していなければ、違法業者の可能性大です。
通常は償還請求権なしのノンリコース契約のはずなので、こちらで違法業者かどうか見分けるのも一つのポイントです。

5.ITに疎い人には不向き

オンラインファクタリングはWeb完結のサービスなので、相応のIT知識を持っていないと手続きを進めるのが難しいかもしれません。
とくに必要書類の提出もオンラインを通じて、になるので紙書類の場合デジタル化する必要があります。
インターネットやITツールを普段あまり使わない、使い方を知らない人は手続きにてこずる可能性があるのも注意点の一つです。

中小企業で社員が少なく、年配の方が担当者の場合、手続きに躓く可能性も考えられます。
ITに強い人材がいるか、その人に担当してもらえるか、申し込み前に確認しておきましょう。

6.非対面取引になる

完全Webのオンラインファクタリングは、わざわざ来店する必要がないので本業の忙しい法人代表者にとっては恩恵があります。
しかし一方で完全非対面取引になるので、人によっては不利に感じるかもしれません。

審査結果はデータに基づき実施されるので、条件を満たさなければ審査落ちになる可能性大です。
これが面談ありの対面形式であれば、熱意や説得でリカバリーできるかもしれません。

また基本的に業者のやり取りはメールもしくはチャットによるテキストがメインです。
これでは相手の顔が見えませんし、細かなニュアンスまでは共有できません。
信頼関係の構築が難しく、コミュニケーションに齟齬が生じてトラブルになるかもしれません。

オンラインファクタリングを利用するための紙書類のデータ化する方法について解説

オンラインファクタリングの注意点で紹介したように、提出書類はデータ化してアップロードする必要があります。
このため、ある程度のITに関する知識を有している人でないと手続きを完結するのは難しいかもしれません。
請求書や注文書など、オンラインファクタリングを利用する際には提出が求められます。
もしこれらの書類が紙でやり取りしている場合、データ化する方法として以下の方法が考えられます。

1.スキャナーを用いる
2.スマホアプリの活用
3.複合機を使う
4.コンビニでスキャンする

それぞれどのような方法でデータ化するか、利用時の注意点について紹介します。
データ化がわからない方は、以下の方法を参考にしてください。

1.スキャナーを用いる

もしオンラインファクタリングを今後しばしば利用するつもりであれば、スキャナーを購入するのも選択肢の一つです。
機種によって若干異なりますが、基本的にはスキャンしたい紙書類をセットします。
そしてカラーやサイズ、保存先などを設定しましょう。

あとは「スキャンする」ボタンをクリックすれば、自動的に対象の書類がデータ化されます。
のちに紹介しますが、複合機がオフィスにあれば、こちらでもスキャンは可能です。
ただし複合機の注意点として、書類によっては対応できないものもある点に留意してください。
スキャナーであれば、複合機では対応していないタイプの原本でもスキャンできる場合もあります。

ハンディスキャナーと言って、携帯できるようなものもあります。
手で持って、対象の書類をスキャンするタイプなので持ち運びしやすいでしょう。
しかもコンパクトサイズで、収納もしやすいので導入を検討してみませんか?

2.スマホアプリの活用

スマホアプリを使ってスキャンする方法もあります。
お手持ちのスマホやタブレットを使ってスキャンできるので、手軽に今あるツールでデジタル化したい場合におすすめです。

写真専用アプリや名刺管理アプリなどを使ってスキャンする形になります。
中には無料で利用できるアプリもあるので、お試し感覚で使用する際にはこちらをインストールすると良いでしょう。
さらにスキャンしたデータをPDF化できるようなアプリも見られます。

アプリはサービスが多様化しています。
クラウドと連携しているものもあって、クラウドに書類を保存すれば、別のパソコンなどで管理も可能です。

3.複合機を使う

オフィスの複合機でスキャンして、紙書類をデータ化する方法もあります。
業務用複合機の場合、ADFと言って自動原稿送り装置が搭載されている機種も多いでしょう。
複数の文書も一気に高速にてデータ化できます。

オンラインファクタリングの中には、数多くの必要書類を求める業者もあるかもしれません。
このような場合、複合機でスキャンすれば短時間で手続きが完了するでしょう。

複合機の注意点として、書類のセット方法に着目しましょう。
原稿台の場合、1枚ずつセットしなければならないのでデータ化に時間がかかるかもしれません。
これから導入するのであれば、ADF機能が搭載されているか確認すると良いでしょう。

4.コンビニでスキャンする

オフィスに複合機がない場合、アプリを使ってスキャンする方法があります。
しかしアプリの注意点として、サイズの大きな紙書類はスキャンできないかもしれない点に留意してください。

その場合にはコンビニでスキャンする方法があります。
お近くにコンビニがあれば、空き時間を使って書類を持ってさっとデータ化できるのは魅力です。

ただしコンビニスキャンの注意点として、あまり大量の書類を一括でデータ化するのは難しいでしょう。
ほかにも機器を使用したい人の迷惑になるからです。

あとコンビニスキャンの注意点として、紙原稿の置き忘れのないように気を付けてください。
結構データ化できてほっとしてしまって、原本を機械に置きっぱなしにしてしまう人もいるので、こちらも注意点として留意しましょう。

オンラインファクタリングの注意点に関するまとめ

オンラインファクタリングはWeb完結するので、近くに店舗がなかったり、多忙で来店する時間が作れない人にはおすすめです。
しかしその反面、完全非対面で数字だけで判断されるのは注意点です。
面談ありの場合と比較して、悪い条件で買取契約を結ばされる可能性もありますし、最悪審査落ちになる可能性も考えられます。

オンラインファクタリングの注意点として、必要書類をデータ化してアップロードする点にも着目してください。
紙書類をデータ化する方法はいくつかあります。 

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