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審査通りやすい法人向けファクタリングの特徴は?審査のポイントについて解説

2024年3月28日

法人向けのファクタリングは、売掛債権を持っている法人なら基本利用できる金融商品です。
ただし売掛債権を確実に回収できるかどうか、買取前に審査します。

ではファクタリング業者はどのようなところを審査しているのでしょうか?
審査基準は業者によって若干異なりますが、一般的な審査のポイントについて解説します。

またファクタリング会社によって、審査通りやすいかどうかは違ってきます。
審査通りやすいファクタリングサービスかどうか、見分けるポイントがあるのでここで紹介しましょう。

ファクタリングの審査基準について解説

審査通りやすいかどうかの前に、ファクタリングの審査はどのように行われているかについて見ていきましょう。
基準は業者によって若干異なるものの、基本的に以下の項目を踏まえて買い取るかどうか判断します。

1.売掛先の信用力
2.売掛金の回収期日
3.利用法人と買取希望額
4.利用法人の信用力

またファクタリングサービスの審査通過率についてもここで見ていきます。
通過率が高ければ、審査通りやすい金融サービスと推測できるからです。

1.売掛先の信用力

ファクタリングがほかの法人向けローンと大きく異なるのは、申し込み法人ではなく売掛先の信用力を重視する点です。
売掛債権を買い取って、売掛先から債権を回収する仕組みのファクタリングでは、確実に債権回収できるかを重視します。
売掛先の経営状態が盤石で、債権を確実に回収できれば積極的に買取できます。

しかし売掛先の経営状態に問題があったり、過去に売掛金の支払いが滞ったりすれば買取はリスキーです。
よって買取を渋ったり、断ったりする恐れも出てきます。

2.売掛金の回収期日

売掛金の回収期日が近い場合、審査通りやすい傾向があります。
期日まで期間が長い場合、期日までに売掛先の経営状況の悪化する危険性があるからです。
結果的に売掛債権の回収ができず、ファクタリング会社が損失を被ることにつながりかねません。

また売掛金の回収期日を短めに設定している法人は、資金繰りに余裕があるとも解釈できます。
法人が保有している資金を別の用途に使いたければ、期日までの期間を長めに設定する必要があります。
短めにしているのは資金繰りで工夫する必要がない、すなわちキャッシュフローがスムーズに行われている証拠です。

3.利用法人と買取希望額

利用法人の買取希望額がいくらかも、ファクタリングサービスで重視される項目です。
実際法人が申し込むにあたって、通帳のコピーを提出するよう求めているところも少なくありません。
通帳を見て、入出金履歴が確認できれば、普段どの程度の規模でビジネスを行っているかがわかります。

たとえば普段数十万円単位のビジネスメインの法人が、数千万円規模の売掛債権を買い取ってほしいといってくればどうでしょう?
「これはおかしい、偽造された売掛債権では?」と疑われるわけです。

4.利用法人の信用力

ファクタリングサービスでは、売掛先の信用力を重視する傾向があります。
だからといって、利用法人の信用力は審査で完全に考慮しないかというとそうではありません。

利用法人の経営実態が不透明だったり、過去に何らかのトラブルを起こしていたりすると審査落ちする恐れがあります。
ファクタリングは、法人以外にも個人事業主が利用できる商品も少なくありません。
しかし法人と比較して、個人事業主は経営基盤が脆弱で信用力も劣ります。
一般的には法人よりも個人事業主に対する審査は厳しくなりがちです。

気になるファクタリングの審査通過率とは?

ファクタリングの審査通過率ですが、すべての業者を平均するとおおよそ70%前後と思ってください。
これはほかの法人が利用できる資金調達手段の中では高いほうです。
銀行融資やビジネスローンの場合、おおむね50〜60%の審査通過率といわれています。

なぜ審査通過率が高いのか、それは融資ではないからです。
ほかの資金調達手段は銀行融資やビジネスローンをはじめ、資金の貸し出しが中心となっています。
融資の場合、貸し出した資金が不良債権となって貸し倒れする危険性がどうしても出てきます。

一方ファクタリングは、売掛債権の買取サービスです。
融資するわけではないので、貸し倒れリスクはほかと比較して低めです。
よって通過率が高い、すなわち審査通りやすい法人の資金調達手段といわれます。

審査通りやすいファクタリング業者の特徴を解説

ほかの法人向けローン同様、ファクタリングサービスも審査難易度は業者によって異なります。
各業者が独自の審査基準で買取を受けるかどうか判断しているからです。

審査通りやすいファクタリング業者には、いくつか共通する特徴があります。

1.必要書類が少ない
2.オンラインで手続き完結
3.手数料が高い
4.少額買取がメイン
5.個人事業主も申し込み対象

以上の特徴がなぜ審査通りやすい業者なのか、以下で見ていきます。

1.必要書類が少ない

申し込むにあたって、必要書類の少ない業者は審査通りやすい業者に共通するポイントです。
売掛先や利用法人の詳細な情報を見ずに買取の可否を判断しているからです。

ただしどの業者でも、請求書など売掛債権が確認できる書類と通帳のコピーは必須と思ってください。
もしこの2つの書類なしで買い取るといっている業者があれば、悪質な事業者の危険性があります。

2.オンラインで手続き完結

ファクタリング業者の中には来店の必要なし、オンラインですべての手続きが完結できるサービスも見られます。
このようなところは来店の必要がある業者と比較して、審査通りやすいと思っておきましょう。

対面と比較して、オンライン完結型であれば審査にあたって確認するポイントが少なめです。
よって審査通りやすいファクタリングサービスと解釈できるわけです。

また法人にとっても利便性が高いでしょう。
いちいち店舗に行って手続きする必要がないからです。
本業の合間を縫って、スマホやパソコンで申し込めるので手間も省けます。
ネット手続きですから、24時間・365日いつでも好きなタイミングで申し込めるのも法人にとってはメリットでしょう。

近年オンライン完結型のファクタリングサービスは増加傾向です。
ということは法人側からすれば、ますます利用しやすい資金調達方法になるでしょう。

3.手数料が高い

ファクタリングは売掛債権全額を現金化できるわけではありません。
一部手数料を差し引くことでファクタリング業者は必要経費を捻出したり、利益を確保したりしています。
手数料が高めに設定されているところは、審査通りやすい傾向が見られます。

もし審査通過できるか自信がなければ、上限金利の高めの業者をメインで申し込むといいでしょう。
手数料の高いところが審査通りやすいのは、ほかの法人向け融資と共通した特徴です。
手数料を高くして、もし売掛債権の回収不可になった際のダメージを必要最小限に抑えることが目的です。
回収不可のリスクが高い、言い換えれば信用力のやや低い法人でもサービス利用できるようにしています。

ただし手数料が高ければ、売掛債権の中で現金化できる部分が少なくなります。
現金化の効率が悪くなることにも留意してください。

4.少額買取がメイン

小口の買取メインのファクタリング業者は、審査通りやすい傾向が見られます。
小口の買取であれば、債権回収できなくても業者が被る損失も限定的だからです。

そこでファクタリング業者を比較するにあたって、買取上限額をチェックしましょう。
もし数十万とか、数百万円単位であれば、小口買取メインで審査通りやすい可能性が高いといえます。
一方数億円の債権買取に対応しているところは、審査は厳しめだと思ってください。

5.個人事業主も申し込み対象

ファクタリングの審査基準でも紹介したとおり、法人と比較して個人事業主は審査が厳しくなりがちです。
法人よりも経営基盤がぜい弱なので、売掛金回収不可のリスクが高いと判断されるからです。

逆にいえば、個人事業主もサービス対象にしているところは審査通りやすいとも解釈できます。
起業したての個人事業主やフリーランスの持つ売掛債権を積極的に買い取っているところは、審査通りやすいでしょう。

審査通りやすい法人向けファクタリングのまとめ

ほかの法人向けローン同様、ファクタリングサービスも売掛債権の買取に応じるか審査が実施されます。
しかしローンのように貸し倒れのリスクが低いので、法人向けローンと比較するとファクタリングそのものに審査通りやすい傾向が見られます。

ただしファクタリング業者の間でも、審査難易度には違いがあるのもまた事実です。
より確実に売掛債権を売却して資金確保したければ、ここで紹介した審査通りやすい特徴を持った業者に申し込みましょう。

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