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完全オンラインのファクタリングとは?流れや選び方のポイントについて解説

2024年5月30日

売掛金の買取サービスであるファクタリングは、法人の新たな資金調達手段として注目を集めています。
ファクタリングサービスも最近では多様化してきていて、その中の一つに今回紹介する完全オンラインタイプが挙げられます。

その名の通り、申し込みから入金まですべての工程が完全オンラインで完結してしまうシステムです。
今回は完全オンラインのファクタリングについて、詳しく見ていきます。

完全オンラインファクタリングの基本を解説

完全オンラインファクタリングとはどのような商品なのかよくわからないという人もいるでしょう。
そこでまずは商品の基本的な情報について見ていきます。

完全オンラインとは?

完全オンラインとは文字通り、すべての手続きがWebで完結する商品を指します。
つまりいちいち来店する必要がないので、本業などで忙しくて店舗に赴く時間がなかなか取れない時などに重宝するでしょう。

またWebの場合、24時間基本的にいつでも申し込み手続きができるのも特色の一つです。
法人経営者の中には日中本業が忙しくて、ファクタリング関係の手続きができないケースも珍しくありません。
オンラインであれば、仕事終わりにネットで手続きすることも可能です。

オンラインファクタリングの流れについて

業者によって細かな手続きについては若干異なりますが、一般的な手順は以下の通りです。
まずは申し込みです。

業者のホームページに申し込みフォームがあるので、必要事項をすべて入力して提出します。
また必要書類もあわせて提出します。
必要書類を撮影して、その画像データをアップロードする形で提出する流れです。

必要書類は業者によって若干異なります。
しかし一般的には代表者の本人確認書類や売掛金の確認できる請求書・注文書など、預金通帳、決算書は必要になるでしょう。

申し込みが受理されると、審査が実施されます。
そして買取の可否や買取額、手数料などが決定します。
おそらく電話もしくはメールにて、審査結果が通知されるでしょう。

オンラインファクタリングの場合、店舗に赴き面談する必要はまずありません。
ただし電話などでヒアリングを求められるケースはあると考えておきましょう。

もし買取可能で、その条件に同意できれば契約という流れです。
完全オンライン型の場合、契約もWeb上で行います。

契約が完了すれば、こちらの指定する口座に代金が振り込まれます。
振り込みは多くの場合、契約した当日です。
ただし時間帯が銀行の営業時間外だった場合、翌営業日になってしまう場合もあります。

完全オンラインファクタリングのメリット

完全オンラインファクタリングを利用するメリットについて見ていきます。
主なメリットとして、以下のような項目が考えられます。

1.どこからでも申し込みが可能
2.審査から契約までの流れが簡素
3.手数料が低い
4.土日でも申し込みが可能

具体的にどのようなところがおすすめなのかについて、以下で詳しく紹介しましょう。

1.どこからでも申し込みが可能

完全オンラインであれば、ネット環境さえあればどこからでも利用できるのはメリットです。
近くにファクタリングの店舗がなくても、気軽に申し込みできます。
店舗に赴く必要がないので、移動にかかる交通費や時間も節約できます。

法人代表者の中には、忙しくてちょっとの猶予も許されない人も少なくないでしょう。
移動の手間がかからないのは、かなり魅力的なはずです。

今ではネット設備もかなり整備されていて、離島や山間部など特殊なところでなければ、ほぼネット通信ができるはずです。
日本各地のどの法人でも、出張先でも申し込みできるのは特色と言えます。

2.審査から契約までの流れが簡素

完全オンライン完結の場合、文字通りすべての手続きがネット上で完結します。
手続きが簡略化されているので、気軽な気持ちで申し込みできるのもメリットの一つです。

従来の対面式のファクタリングでは、業者の店舗に出向いて面談するのが一般的でした。
手続きが煩雑になって、なかなか現金化するのも難しかったです。

完全オンラインの場合、必要書類は画像アップロードで済みます。
しかも契約も来店の必要はなく、電子契約で行えます。
このようにステップが簡略化することで、スピーディにお手持ちの売掛金を現金化できるわけです。

3.手数料が低い

従来の対面式ファクタリングと比較して、完全オンライン型は手数料が低く設定される傾向があります。
相場で見てみると、完全オンラインは1~15%といったところです。
一方対面式を見てみると、10~20%が相場になります。

オンライン完結型の方が手数料が安いのは、従来のスタイルと比較してコストカットに成功しているからです。
店舗を抱える必要がないので、賃料など店にかかわるコストがかかりません。

また必要最小限の人数で運営できるので、人件費もコスト圧縮に成功しました。
審査も人の手ではなく、AIを使っているところもあるほどです。
少しでも低い手数料で、効率的に債権を現金化したいと思っている人にはおすすめです。

4.土日でも申し込みが可能

オンラインファクタリングの場合、24時間好きなタイミングで申し込みできるのもメリットと言えます。
通常土日は休みのところが多いので、申し込みできません。
しかしWeb申込であれば、土日でも申し込みを受け付けています。

ただし土日に申し込みできても、実際の審査は翌営業日以降の可能性があるのでその点は注意してください。
一方で一部、土日でも審査を実施していて入金も可能な業者もあります。

休日に急な出金が必要になって、現金が必要な場合にはおすすめです。
土日中に買取してもらえる業者かどうか、ホームページを見て確認してください。

オンラインファクタリングの注意点

完全オンラインのサービスにはメリットがある半面、デメリットもあります。
どのようなところに注意すべきか、以下のポイントに留意してください。

1.コミュニケーションに問題
2.完全オンラインではないところも
3.必要書類の提出で手間取る可能性

以上どのようなところが問題になるのか、どう対処すればよいのかについて以下で見ていきます。
サービス利用時の参考にしてください。

1.コミュニケーションに問題

完全オンラインの場合、対面せずに手続きできるのはメリットな半面、法人によってはマイナスに働く危険性もあります。
とくに対面でないと、細かなコミュニケーションをとるのが難しくなるかもしれません。

またオンラインの場合、AI審査などコンピューターが買取の可否を診断します。
スピーディに審査結果が出る半面、個々の事情を無視して、提示された書類だけで診断してしまいます。
すると対面であれば相手を説得して何とか利用できるケースも否決される恐れがあるわけです。

オンライン申し込みの場合、パソコンやスマホで情報を入力するでしょう。
そうすると入力ミスや変換ミスしてしまう場合も出てくるはずです。

このようなケアレスミスでも、コンピューターの場合そのような事情は考慮してくれません。
ケアレスミスで審査に落ちてしまって、資金調達できなくなる事態も十分想定できます。

2.完全オンラインではないところも

Web申込ができるファクタリングでも、最初から最後まで完全にオンラインだけで手続きできないところもあります。
書類提出は可能でも対面での面談が設置されていたり、契約は店舗に行かなければならなかったりするところも少なくありません。

とくに店舗が遠方にあると、来店するだけでも一苦労という人もいるでしょう。
よって、完全にWebで手続きできるのかは事前確認しておきましょう。
業者の公式ホームページに「ご利用の流れ」が記載されているはずです。
ここで来店する必要があるか確認しましょう。

その他には、口コミの意見を確認してみるのもおすすめです。
「完全オンライン完結ではないから注意してください」などのコメントがないか、チェックしておきましょう。

3.必要書類の提出で手間取る可能性

法人代表者の中には、デジタルに苦手意識を持っている人もいるでしょう。
そのような人は、オンライン完結型のファクタリングでは手続きに苦戦する可能性があります。

特に必要書類を画像データにして、オンライン提出する段階で苦労する人は少なくないようです。
インターネットに慣れていないと、この手続きに手間取るかもしれません。

しかしスマホで必要書類を撮影すれば手続きできるようなサービスも出てきています。
また必要書類があまり多くない業者に申し込めば、必要書類の提出で苦戦することもないでしょう。

完全オンラインタイプのファクタリングがおすすめな法人とは?

完全オンライン系のファクタリングには長所と短所のいずれもあります。
そこで向き不向きが出てくるものです。
おすすめの法人の特徴として、以下のような特徴が挙げられます。

1.面倒な手間は極力省きたい
2.地方で近くに店舗がない
3.急に現金が必要になった

なぜ以上で紹介した特色を持った法人がおすすめなのか、以下で解説しましょう。

1.面倒な手間は極力省きたい

本業が多忙だと、できるだけ余計な作業に時間を割かれたくないと思うでしょう。
その場合、オンライン完結系のサービスがおすすめです。
Webで手続きから契約まで完結するからです。

従来の方式だと、面談したり契約したりするために何度か来店しないといけません。
中には契約のやり取りは郵送でOKというところもあります。
しかし郵送のやり取りの場合、1日では完了しません。

Webであれば、来店することなく手続きが終了します。
面倒ではありませんし、移動や郵送にかかるコストもカットできます。

2.地方で近くに店舗がない

ファクタリングサービスは、オフィスの集中する大都市圏であれば、比較的簡単に見つかるかもしれません。
東京や大阪のような大都市圏なら、来店するのもさほど手間ではありません。

しかし地方になるとそうはいきません。
事業所のあるエリアによっては、近くに店舗がないという事例も出てくるでしょう。

完全オンラインであれば、来店する必要はありません。
ネットに接続できる環境であれば、日本各地から申請可能です。
契約もデジタルで行われますし、入金も振込なので遠方の業者でも利用できます。

3.急に現金が必要になった

オンラインによるファクタリングの場合、最短即日現金化も可能なところも少なくありません。
必要書類も少なめの業者もあり、審査に時間がかからないからです。

中には急な出費を強いられて、手元にキャッシュがないという法人もあるでしょう。
そのような事態に、オンラインサービスは重宝します。
パソコンやスマホでその場で申請して、入金されれば急場をしのげます。

オンライン完結型の中には、1万円のような小口債権にも対応しているところもあります。
個人事業主やスタートアップ企業など、まだ大型の取引ができていないところでも利用可能です。

完全オンラインのファクタリングのまとめ

ファクタリングサービスへの需要の高まりから、多岐にわたるニーズに応えるためにサービスも多様化してきています。
その中の一つが、完全オンライン型のサービスです。

Web完結なので、時間や地理的な問題で従来のサービスの利用が厳しい法人でも活用できます。
もしキャッシュフローが一時的に悪化しているのであれば、利用を検討してみると良いでしょう。

ただし慢性的に資金繰りが厳しくなっているのであれば、経営体質に問題があるかもしれません。
収支を見直して、事業のスリム化を図るなど抜本的な解決も視野に入れてください。

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