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ファクタリングの会計処理|勘定科目や仕訳、注意点をファクタリングの仕組みからわかりやすく解説!

2025年12月26日

ファクタリングは売掛債権の譲渡・買取サービスであり、支払期日よりも前に売掛債権を早期に現金化できる資金調達方法です。少額の売掛金から利用できるケースもあり、給料の支払いや急な支出に備えたい場面でも活用されています。
まだ歴史の浅いサービスではありますが、赤字決算や債務超過の状況であっても利用できる可能性があるという利用ハードルの低さから、中小企業や個人事業主を中心に需要が高まっています。

企業が金銭取引を行った場合、必ず会計処理を行う必要があります。ファクタリングを利用した場合も例外ではなく、入金内容は通帳に反映されるため、帳簿との整合性を取ることが重要です。弥生会計などの会計ソフトを使用している場合でも、仕組みを正しく理解していないと仕訳に迷ってしまうことがあるでしょう。
ただし、ファクタリングの会計処理は、ファクタリングの仕組みを理解していれば、決して難しいものではありません。

この記事では、ファクタリングの仕組みを踏まえたうえで、利用時に使用される勘定科目や具体的な仕訳方法、会計処理を行う際の注意点について分かりやすく解説します。この記事を読むことで、ファクタリングの会計処理に関する不安や疑問を解消できるはずですので、ぜひ最後までご覧ください。

ファクタリングの仕訳と勘定科目

ファクタリングを利用する際に発生する費用について、仕訳を行うために必要となる勘定科目を解説します。ファクタリングは、請求書を基に売掛債権を現金化するサービスであり、一般的に発生する費用は手数料のみです。この手数料には消費税がかからないため、会計処理の際に混乱するケースも少なくありません。
ここでは、ファクタリングの手数料がどのように会計処理されるのか、また消費税が発生しない理由について詳しく見ていきましょう。

ファクタリングの手数料は経費になる

ファクタリングを利用する際に発生する手数料は、「売掛債権売却損」として計上するのが一般的です。 これは、売掛債権という資産を本来の金額よりも低い金額で売却したことによって差額が生じ、その分を損失として処理するという考え方に基づいています。ファクタリングを利用しなかった場合と比べると、手数料相当額だけ不利になるため、会計上は経費として扱われます。

この手数料を損金として処理できるため、法人の場合は法人税の負担軽減につながりますし、個人事業主や個人で事業を営む者にとっても、所得税計算上のメリットがあります。
会計ソフトによっては、「売掛債権売却損」という勘定科目が用意されていない場合もあります。そのようなケースでは、割引料や雑損失、支払手数料などの勘定科目を使用して処理しても問題ありません。

ただし、売掛債権売却損の勘定科目が存在するにもかかわらず、別の科目で処理を続けていると、税務調査の際に税理士や税務署から指摘を受ける可能性があります。そのため、理由がない限りは、売掛債権売却損を使用して会計処理を行うのが望ましいでしょう。

一方、融資などによって資金を調達した場合は、「借入金」として計上され、負債が増えるだけで損金にはなりません。
ファクタリングは、売掛債権という資産を売却する取引であり、負債が増えないうえに、手数料を損金として処理できるという特徴があります。この点からも、法人・個人事業主を問わず、効率的で無駄の少ない資金調達方法といえるでしょう。

ファクタリングは非課税取引

通常の取引において商品やサービスを販売した際に発生する売掛債権(売上)には、それぞれ消費税が課税されます。これは、売上が課税取引に該当するためです。
一方で、ファクタリングを利用して売掛債権を譲渡・売却する行為は、「金銭債権などの譲渡」に該当し、消費税法上は非課税取引として扱われます。そのため、ファクタリングの手数料や、売掛債権の売却によって受け取る現金には、消費税は発生しません。

この仕組みを理解していないと、「何に対して消費税がかかり、何が非課税なのか」という点で混乱してしまうことがありますが、目的を整理すると非常に簡単です。通常の販売取引と、資産である売掛債権の譲渡は、税務上まったく異なる扱いになるという点が重要です。

しかし稀に、ファクタリング手数料や買取額に対して消費税を上乗せし、支払いを求めてくる業者も存在します。このような行為は、利用者の知識不足につけ込んだものであり、適切なサポートを行う正規の株式会社やファクタリング会社とは言えません。
ファクタリングの本来の目的は、売掛金の早期資金化や貸し倒れリスクの回避であり、不必要な税金を支払わせることではありません。

そのため、ファクタリング会社を選ぶ際には、契約書の内容をしっかり確認し、消費税が不当に請求されていないかを必ずチェックすることが大切です。正しい知識を持っていれば、こうしたトラブルは十分に防ぐことができます。

ファクタリングを利用しない場合の会計処理

ファクタリングを利用しない場合、つまり通常取引の場合の金銭の動きは以下の通り。

  1. 売掛債権発生(商品やサービスの提供後、代金を受け取る権利が発生)
  2. 売掛先からの入金(実際に代金の支払いを受ける)

上記の2回で金銭の動きが発生するため、仕訳も2回必要になります。

通常取引の会計処理では、売上が出た段階(売掛債権が発生した段階)で、現金ではなく「売掛金」の勘定科目で処理をする必要があります。
売掛金100万円の取引を行った場合の仕訳は、以下の通り。

売掛債権発生時【借方:売掛金100万円】【貸方;売上100万円】
売掛金入金時【借方:普通預金100万円】【貸方:売掛金】

2社間ファクタリングの会計処理

2社間ファクタリングは、利用会社とファクタリング会社の2社間で契約を結ぶため、売掛先が関与しません。
そのため、以下のように金銭の動きが複雑となります。

  1. 売掛債権発生(商品やサービスの提供後、代金を受け取る権利が発生)
  2. ファクタリング契約(債権の譲渡・売却の契約を結ぶ)
  3. ファクタリング会社からの買取金入金時(買取額の入金)
  4. 売掛先からの入金(本来の支払日に売掛先から代金が支払われる)
  5. ファクタリング会社への支払(回収した売掛金をファクタリング会社へ支払う)

上記のように金銭のやり取りの回数が多く発生し、その一つ一つで会計処理における仕訳も必要になります。
売掛金100万円を、手数料10%の2社間ファクタリングを利用して早期現金化した場合、仕訳は以下の通り。

売掛金発生時【借方:売掛金100万円】【貸方:売上100万円】
ファクタリング契約時【借方:未収入金100万円】【貸方:売掛金100万円】
買取金入金時【借方:普通預金90万円、売掛債権売却損10万円】【貸方:未収入金100万円】
売掛金入金時【借方:普通預金100万円】【貸方:預り金100万円】
ファクタリング会社への支払時【借方:預り金100万円】【貸方:普通預金100万円】

※2社間ファクタリングで、ファクタリング契約と買取金の入金が同日になる「即日ファクタリング」の場合は、「未収入金」は発生せず、②と③の工程をまとめることができます。
その場合、【借方:普通預金90万円、売掛債権売却損10万円】【貸方:売掛金100万円】となります。

債権譲渡登記がない場合の会計処理は注意

2社間ファクタリングでは、契約を締結する際に、債権譲渡登記を行う場合と行わない場合があります。債権譲渡登記とは、請求書の発行によって生じた売掛債権をファクタリング会社へ譲渡した事実を公的に示す制度であり、債権譲渡が正しく行われたことを証明するためのものです。
登記簿は法務局で一般に開示されているため、2社間ファクタリングであっても、売掛先が登記内容を確認した場合には、ファクタリングを使っ て資金調達していることを知られてしまう可能性があります。

こうしたリスクを避け、取引先との関係を維持したいという利用者の安心感を重視し、あえて債権譲渡登記を留保するファクタリング会社も多く存在します。売掛先に知られずに、手元のお金を早期に確保したい場合には、登記の有無は重要な判断材料になるでしょう。

一方で、債権譲渡登記を行わない契約を締結した場合は、会計処理に注意が必要です。登記がない場合、第三者に対して債権を譲渡した事実を客観的に証明できないため、ファクタリング契約時点では売掛債権を引き続き自社で保有しているものとして扱われ、仕訳は行いません。
また、ファクタリング会社から買取金が入金された際の勘定科目は、「未収入金」ではなく「短期借入金」として処理する必要があります。これは、会計上は売掛債権を担保にお金を受け取った状態、いわば保証金に近い性質として扱われるためです。

このように、債権譲渡登記の有無によって会計処理の考え方が大きく異なるため、契約内容を正しく理解したうえで処理を行うことが重要です。

具体的な仕訳方法と変更点は以下の通り。
ファクタリング契約時:仕訳が不要
買取金入金時【借方:普通預金100万円、売掛金売却損10万円】【貸方:短期借入金100万円】
売掛金入金時:変わりなし
ファクタリング会社への支払時【借方:短期借入金100万円】【貸方:普通預金100万円】
このように、債権譲渡登記のない契約の場合の会計処理は、買取金入金時と、ファクタリング会社への支払時の勘定科目が「短期借入金」となります。

3社間ファクタリングの会計処理

3社間ファクタリングは、利用会社とファクタリング会社と売掛先の3社間で契約を結びます。
売掛金の入金は売掛先からファクタリング会社へ直接行われるため、以下のように金銭の動きが少なく、会計処理の仕訳回数も少なく済みます。

  1. 売掛債権発生(商品やサービスの提供後、代金を受け取る権利が発生)
  2. ファクタリング契約(債権の譲渡・売却の契約を結ぶ)
  3. ファクタリング会社からの買取金入金(買取額の入金)
  4. 売掛先からファクタリング会社へ売掛金が入金される(※利用会社の関与なし)

上記のように利用会社が関与する金銭の動きは3回であるため、仕訳も3回となります。

売掛金100万円を、手数料5%の3社間ファクタリングを利用して、早期現金化した場合の仕訳は以下の通り。

売掛金発生時【借方:売掛金100万円】【貸方:売上100万円】
ファクタリング契約時【借方:未収入金100万円】【貸方:売掛金100万円】
買取金入金時【借方:普通預金95万円、売掛債権売却損5万円】【貸方:未収入金100万円】
これ以降は、ファクタリング会社と売掛先との間で取引が行われるため、会計処理は不要です。

保証ファクタリングの会計処理

保証ファクタリングとは、ファクタリング会社へ保証料を支払うことで、売掛先の倒産等により売掛金の回収ができなくなった場合に、ファクタリング会社が代わりに保険金として支払いをしてくれるサービス。
つまり、売掛金未回収リスクに対する保険のようなものです。

保証ファクタリングの場合、以下の時点で金銭の動きが生じます。

  1. 売掛金の未回収確定時
  2. 保険金の入金時

保証ファクタリングの場合、ファクタリング契約の時点では仕訳は不要であり、上記の2場面で仕訳を行います。

売掛金100万円の回収が不能となり、保証ファクタリングで保険金を受け取った場合の会計処理は以下の通り。
売掛金の未回収確定時【借方:貸倒損失100万円】【貸方:売掛債権100万円】
保険金の入金時【借方:現金預金100万円】【貸方:雑収入100万円】

ファクタリングの会計処理の注意点

ファクタリングで会計処理を行う際には、注意する点がいくつかあります。
ファクタリングの会計処理における注意点を、以下に紹介します。

現金入金までに会計期間をまたぐ場合は税金の支払いが必要

ファクタリングを利用して資金調達をする場合、原則消費税は発生しません。
ただし、現金入金までに会計期間をまたいだ場合は税金の支払いが必要となります。
年末にファクタリング契約を結び、年明け後に買取額の入金がされた場合など、決算期末をまたぐ場合には、売上に対して税金が課されます。
まだ入金されていない売上金額をもとに計算した法人税や消費税を支払わなければならないため、注意が必要です。

帳簿の作成は発生主義で行う

会社経営における会計処理には、発生主義と現金主義という同じく代表的な2つの考え方があり、どちらの方法で帳簿を作成しても、一定の条件を満たしていれば問題はないとされています。
発生主義とは、実際にお金が口座へ入金されたかどうかに関わらず、売上や費用が発生した時点で会計処理を行う方法です。一方、現金主義は、現金の受け取りや支払いが完了したタイミングで帳簿に登録するという、より分かりやすい処理方法といえるでしょう。

しかし、ファクタリングの場合は、売上の発生からファクタリング会社による買取、そして実際に口座へ入金されるまでの間に、複数の仕訳がかかり、この一連の流れは発生主義に基づいて会計処理されます。
そのため、ファクタリングを利用する際には、現金主義ではなく発生主義で処理する必要がある点に注意が必要です。

確定申告時に作成する帳簿についても、原則として発生主義での記帳が求められています。この点から見ても、発生主義で会計処理を行うほうが、税務上の整合性が取りやすく、結果的に得をするケースも少なくありません。
会計処理に不安がある場合や、仕訳方法について質問がある場合は、専門家の支援を受けることで、手続きの負担を減らし、スムーズに処理を完了させることができるでしょう。

おすすめのファクタリング会社紹介

事業資金の調達を検討している方にとって、必要書類がシンプルで、手続きの負担が少ないファクタリング会社は心強い存在です。
特に、資金調達を急いでいる場合や、ファクタリングの利用が初めてで流れに不安を感じている方でも、無理なく進められる点が大きな魅力といえるでしょう。

これらのファクタリング会社では、取引の実態や売掛債権の内容を重視した審査が行われるため、過去の取引実績や確定申告書など、基本的な書類の提出で対応できるケースが多く見られます。長年の運営による累計利用実績も豊富で、安定したサービス提供がなされています。

さらに、手数料体系が明確で分かりやすく、契約後はスピーディーに資金が振り込まれる体制が整っている点も特徴です。資金繰りに悩む企業や個人事業主の立場に寄り添い、実務面まで含めた丁寧なサポートが受けられるでしょう。

ここでは、こうした利便性や対応力を備え、急な資金ニーズにも柔軟に応えられるファクタリング会社を9社ご紹介します。

1,SoKuMo|業界最速の資金調達速度、買取率99%

SoKuMoは、買取金額は10万円~1億円、最短30分で入金可能、手数料1.0%~15.0%とファクタリング業界最速での資金調達が可能な会社。
業界最低水準の手数料1.0%からの利用が可能であり、利用者によってはかなり手数料を抑えた利用ができることも強みと言えるでしょう。
また、オンラインファクタリングを採用しているため迅速な対応が可能です。
オンラインツールを使用したオンライン面談を実施していることも特徴の1つで、契約前に疑問点や不安点を直接担当者に聞くことができるので、安心した取引が可能となっています。
買取率は99%と高く、利用者の希望に合わせた柔軟な対応ができる会社と言えるでしょう。

対象 法人・個人事業主
手数料 1.0%~15.0%
入金スピード 最短30分
ファクタリング方式 2社間ファクタリング
面談 不要
(オンラインファクタリング:必要に応じてオンライン面談可能)
買取金額 10万円~1億円
償還請求権の有無 なし
債権譲渡登記の有無 なし
必要書類 決算書(個人事業主の場合は申告書)
銀行口座のコピー
請求書

2,Best Factor|平均買取率92.2%!

Best Factorは、30万円~利用が可能、柔軟な審査で有名なファクタリング会社です。
平均買取率は92.2%と高く、起業して間もない方でも売掛金さえあれば基本的に利用可能という点が強みと言えるでしょう。
また、即日振込実行率が77.8%と高いため、即日で入金してもらえる可能性も高いです。
対面での面談が必須なのがやや面倒ですが、来店のみでなく訪問での面談も可能なので、利用者の都合に合わせた対応をしてくれます。
しかし、手数料の上限は20%と他社よりも高い設定となっているため、利用時には注意が必要となるでしょう。

対象 法人・個人事業主
手数料 2.0%~20.0%
入金スピード 最短即日~3営業日
ファクタリング方式 2社間ファクタリング
面談 対面(来店もしくは訪問)
買取金額 30万円~1億円
償還請求権の有無 なし
債権譲渡登記の有無 明記なし
必要書類 身分証明書
請求書
入出金の通帳(WEB通帳)
見積書

3,ビートレーディング|業界トップクラスの取扱件数!

ビートレーディングは、月間契約数400件とファクタリング業界トップクラスの取扱件数であり、安心して取り引きができる会社です。
最短12時間での現金化、手数料2.0%~利用が可能となっています。
買取金額の上下限設定もなく、10万円~7億円の買取実績があり、業界最高額の買取実績なのも強みと言えるでしょう。
面談は来店のみでなく訪問形式も取り扱っているため、忙しくて店舗に出向く時間がとれない事業主様に重宝されています。

対象 法人・個人事業主
手数料 2社間ファクタリング:5.0%~
3社間ファクタリング:2.0%~
入金スピード 最短12時間
ファクタリング方式 2社間ファクタリング、3社間ファクタリング
面談 来店もしくは訪問にて実施
買取金額 上限・下限なし
償還請求権の有無 なし
債権譲渡登記の有無 必要な場合もあり
必要書類 本査定申込書
成因証書(請求書や注文書など)
通帳のコピー(3ヶ月分)

4,No.1|審査通過率90%以上

No.1は、手数料1.0%~15.0%と比較的安く、最短即日での入金が可能な会社です。
東京に本社を構え、名古屋、福岡にも支社があり、来店不要・全国出張対応可能であるため、ファクタリング会社を訪れる時間のない利用者様に重宝されています。
審査通過率は90%以上と、審査にも通りやすくなっています。
また、「建設業に特化したファクタリングサービス」という独自の強みがあるというのも特徴です。
資金繰り改善のためのコンサルティングも実施しているため、資金繰りに悩まれている方は相談してみるのもいいでしょう。

対象 法人・個人事業主
手数料 2社間ファクタリング:5.0%~15.0%
3社間ファクタリング:1.0%~5.0%
入金スピード 最短即日
ファクタリング方式 2社間ファクタリング、3社間ファクタリング
面談 出張対応
買取金額 50万円~5,000万円
償還請求権の有無 なし
債権譲渡登記の有無 明記なし
必要書類 通帳のコピー
直近の決算書
請求書
発注書
納品書

5,FReeNANCe|フリーランスに特化!無料で補償がつく

FReeNANCeは、1万円からの利用が可能、フリーランス・個人事業主に特化したファクタリングを提供している会社です。
他のファクタリング会社との最大の違いは、売掛金の入金先をフリーナンス専用口座にしていると、「フリーナンスあんしん補償」という補償が無料で付与される点です。
業務が原因で生じた事故や、業務中の過失で生じた賠償の責任を補償してくれるというもので、会社の保険のないフリーランスや個人事業主には心強いサービスと言えるでしょう。
最短即日の入金が可能、手数料も3.0%~10.0%と比較的安く利用ができる点も強みとなっています。
運営会社が東証一部上場企業のGMOであるため、安心した取引ができるのも魅力です。

対象 フリーランス・個人事業主
手数料 3.0%~10.0%
入金スピード 最短即日
ファクタリング方式 2社間ファクタリング
面談 不要(オンラインファクタリング)
買取金額 1万円~1,000万円
償還請求権の有無 明記なし
債権譲渡登記の有無 なし
必要書類 明記なし

6,Accel Factor|顧客満足度No.1!

アクセルファクターは、「顧客満足度No.1」「業界トップクラスの資金調達速度」を強みにしている会社です。
最短即日入金、手数料2.0%~20.0%、30万円から利用が可能となっています。
5割以上が即日入金での利用ができており、審査は比較的通りやすい会社と言えるでしょう。
しかし、手数料の上限が20.0%とやや高めの設定となっているため、利用時には確認することをおすすめします。
オンライン契約、出張契約、郵送契約が可能であり、利用者の都合により対応を変更できる点も強みの1つです。

対象 法人・個人事業主
手数料 2.0%~20.0%
入金スピード 最短即日
ファクタリング方式 2社間ファクタリング
面談 不要(オンラインファクタリング、訪問も可能)
買取金額 30万円~1億円
償還請求権の有無 明記なし
債権譲渡登記の有無 明記なし
必要書類 決算書
過去直近の取引入金が確認可能な書類
売掛先との基本契約書
成因資料(契約書・発注書・納品書・請求書等)

7,うりかけ堂|買取実績98.2%

うりかけ堂は、最短2時間で入金可能、手数料2.0%~利用可能な会社です。
売掛金の買取実績は98.2%と高く、審査に通りやすい会社と言えるでしょう。
手数料は2.0%~利用できますが、上限の明記がないため確認することをおすすめします。

対象 法人・個人事業主
手数料 2.0%~
入金スピード 最短2時間
ファクタリング方式 2社間ファクタリング
面談 不要
買取金額 30万円~5,000円
償還請求権の有無 なし
債権譲渡登記の有無 なし
必要書類 決算書
過去直近の取引入金が確認できる書類
取引先との基本契約書
成因資料(契約書・発注書・納品書・請求書等)

8,OLTA|主要な金融機関と提携していて安心!

OLTA

OLTAは最短即日入金で、手数料も2.0%~9.0%と比較的低く利用ができる会社。

特に手数料の上限9.0%は、ファクタリング業界内でもトップレベルの最低上限となっています。手数料の上限があるので安心して利用できます。

また、新生銀行やみずほ銀行等の主要な金融機関とも提携しており、安心した取り引きができることも、OLTAの強みと言えるでしょう。

買取金額に関しては上下限設定はなく、10万円~500万円の買取り実績があるため、利用者の希望に合わせた資金調達が可能。
通常のファクタリングに加えて、医療ファクタリング(診療報酬ファクタリング)や介護報酬ファクタリングなども取り扱っています。

日本マーケティングリサーチ機構のデータによると、2021年6月期には「中小企業経営者・個人事業主が選ぶオンライン型ファクタリング」でNo.1を獲得しており、実績はファクタリング業界トップクラスと言って良いでしょう。

OLTA-メリットデメリット

対象 法人・個人事業主
手数料 2.0%~9.0%
入金スピード 最短即日
ファクタリング方式 2社間ファクタリング
面談 不要(オンラインファクタリング)
買取金額 上限・下限なし
償還請求権の有無 なし
債権譲渡登記の有無 明記なし
必要書類 本人確認書類(免許証、パスポート等)、請求書、
すべての事業用銀行口座の普通預金・当座預金の直近4ヶ月分の入出金明細(通帳)、
昨年度の決算書(個人事業主の場合は確定申告書)

会社名 OLTA株式会社
代表者名 澤岻 優紀
住所 〒107-6004 東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル 4F
電話番号 03-5843-0488
FAX番号 非公開
営業時間 平日10:00~18:00
設立日 2017年4月14日

9,GMO BtoB早払い|注文書買取、譲渡禁止の債権買取も実行!

GMO BtoB早払い

GMO BtoB早払いは最短2営業日で入金可能、手数料1.0%~10.0%と比較的安く利用可能なファクタリング会社

東証一部上場企業が運営しているため、安心した取り引きが可能と言えるでしょう。

また、ファクタリング業界では珍しい「
注文書買取」と「譲渡禁止の債権買取」も行っているため、利用者の希望に沿った利用ができる可能性も高いです。

対象は法人のみですが、契約前にオンラインでの面談もできるため、疑問点や不安点を解消して納得した取り引きができることでしょう。

GMO BtoB早払い

対象 法人のみ
手数料 1.0%~10.0%
入金スピード 最短2営業日
ファクタリング方式 2社間ファクタリング
面談 不要(必要に応じて対面・オンライン面談可能)
買取金額 100万円~1億円
償還請求権の有無 明記なし
債権譲渡登記の有無 なし
必要書類 2期分の決算書と試算表、取引基本契約書、見積書、
発注書、請求書・納品確認書(検収書)
会社名 GMOペイメントゲートウェイ株式会社
代表者名 相浦 一成
住所 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-2-3渋谷フクラス(総合受付15F)
電話番号 03-3464-2740
FAX番号 03-3464-2387
営業時間 平日9:00〜18:00
設立日 1995年3月

ファクタリングの会計処理まとめ

この記事では、ファクタリングを導入した際の会計処理について、ファクタリングの仕組みから具体的な仕訳方法までを解説してきました。ファクタリングは、融資などの借入や通常の売買取引とは大きく異なる制度であるため、経理担当者や事業者の中には、会計処理の方法に戸惑う方も少なくありません。
しかし、ファクタリングの仕組みを正しく理解し、契約内容に応じた仕訳を行えば、会計処理自体は決して難しいものではありません。

ファクタリング契約を締結した場合には、勘定科目として「未収入金」を用いることや、ファクタリング会社へ支払う手数料を「売掛債権売却損」として計上することなど、基本的な仕訳方法を事前に把握しておくことで、スムーズに処理が行えます。正しい知識があれば、資金を早期にもらうための手段として、ファクタリングを安心して活用できるでしょう。

一方で、ファクタリング方式や契約内容によって仕訳方法が異なる点や、消費税がかからない点、決算期末をまたぐ場合に注意が必要な点など、理解しておかなければならないポイントも存在します。これらを把握せずに利用すると、経理処理が煩雑になったり、結果としてデメリットを感じてしまう可能性もあります。

ファクタリングは、資金繰りを支える有効なビジネス手法の一つです。制度の特徴を正しく理解し、自社の状況に合った形で活用することで、無理のない会計処理と安定した事業運営につなげていきましょう。

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