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「法人」の資金調達にはオンラインファクタリング!申込先選びのポイントも解説
2023年12月5日
資金繰りの安定は多くの法人にとって会社経営における重要なポイントとなりますが、融資に頼った資金調達は、審査通過の難しさや負債の増加などの問題を抱えています。
しかし「オンラインファクタリング」であれば、法人にとっての資金調達の悩みは解消可能です。
本稿では、債権買取りによって早期現金化を行うファクタリングの最新サービスである「オンラインファクタリング」について、概要・メリット・申込先の選び方などを法人向けに解説させていただきます。
目次
WEBで手続が完結できるのが「オンラインファクタリング」
法的には「債権の譲渡契約」及び「債権の売買契約」に該当するファクタリングは、決済日が訪れる前の債権を現金化する、法人・個人事業主問わず利用可能な事業者向けの資金調達方法です。
そしてこのファクタリングを、WEB上で手続きが完結できるようにしたのが「オンラインファクタリング」と呼ばれるサービスであり、対面手続を必要とする従来のファクタリングよりも様々な点で優れています。
オンラインファクタリングによる現金化の流れ
- 申込み
- ヒアリング(面談)
- 書類提出
- 審査
- 契約手続
- 債権買取(入金)
- ファクタリング会社への債権代金の受渡し
オンラインファクタリングによって売掛債権を現金化する流れは上記のようになります。
流れ自体はオンライン完結でない従来のファクタリングと同様であり、初めてオンラインファクタリングで債権を売却するという法人も、あまり戸惑うことはないはずです。
しかし手続きが全てWEB上で完了できるという点は大きな違いであり、従来のサービスのメリットをさらに向上させ、デメリットを軽減することにも成功しているのです。
対面手続きが必要なファクタリングとの比較
ここからは、オンラインファクタリングと対面手続きが必要な従来のファクタリングについて、「手続きの負担・資金調達スピード・費用(手数料)」の3つの項目で比較させていただきます。
これら3項目は法人が資金調達を行う上で重要なポイントでもあり、優秀な選択肢を選ぶことで、法人の資金繰り改善効果はより大きくなります。
手続きの負担
対面手続きが不要となれば、法人がファクタリング会社へ来店して手続きを行う手間を省くことができます。
また書類提出に関しても、来店しての提出だけでなく郵送を利用する必要もなくなり、法人の経営者様が自宅や勤務先からパソコンやスマホを使って、画像のアップロードなどで書類提出を終わらせることも可能です。
他にも面談はZOOMなどのツールで行え、契約手続も電子契約により完了できるなど、オンラインファクタリングはWEB上で手続きが完結できることで、従来のサービスよりも大きな負担軽減を実現しているのです。
資金調達スピード
申込先や状況にも左右されますが、ファクタリングは申込当日の債権買取が可能であり、至急の資金調達が必要な法人にも役立つ資金調達方法です。
そしてオンラインファクタリングを活用すれば、WEB上で手続きが完結できることで移動時間も削減でき、書類提出に必要な時間も短くて済むことから、資金調達スピードはさらに高まります。
そして資金調達スピードが優秀なファクタリング会社では、オンラインファクタリングを利用することで申込先から1時間以内での債権現金化も期待できるようになります。
一分一秒でも早く現金が必要な状況に置かれた法人にとっても、オンラインファクタリングは頼りになります。
費用(手数料)
ファクタリングによる債権現金化には手数料の支払いが必須です。
手数料の額は売掛先の信用力に大きく左右され、売却を希望する債権の額などの影響も受けます。
そして同条件であれば、オンラインファクタリングは対面手続きが必要な従来のファクタリングよりも手数料が低くなる期待が高いのです。
WEBでの手続きに特化したことで人件費削減が可能となることが主な理由ですが、手数料が安くなるのは法人のみならず全ての事業者にとって大きなメリットとなるはずです。
また契約時に必要な印紙代が電子契約の場合には不要になるなど、様々な費用削減効果も期待できます。
法人がオンラインファクタリングで資金調達を行う4つのメリット
従来のファクタリングと比較して、オンラインファクタリングはスピード面などで優秀であることは確かです。
そしてオンライン完結のこのサービスを資金調達に活用することによって、法人はこれからご紹介する4つのメリットを受けられるようになります。
どれも法人の資金繰りに好影響を与える要素ばかりであり、利用を決断するための大きな理由にもなるはずです。
圧倒的な短時間で債権を現金化可能
オンラインファクタリングは従来の対面手続きや郵送などを利用したサービスよりも、資金調達を短時間で終えられる期待が高いサービスです。
スムーズに対応を行えれば、申込みを行ってから1時間以内での債権現金化も不可能ではなく、融資を含めた他の資金調達方法では到底間に合わない状況でも、現金調達を間に合わせられる可能性が十分にあります。
また、そこまで急ぎの状況は考えにくいと思われるかも知れませんが、1時間以内での資金調達も可能であれば、多少余裕を持って手続きを進めても即日資金調達は難しくなくなります。
短時間での債権買取りができるスピードを秘めているオンラインファクタリングは、法人が手続きを進める際の余裕や安心感も与えてくれるのです。
融資とは審査基準が大きく違い審査通過しやすい
銀行などからの融資による資金調達を行う際の、大きな難関となるのが「審査通過」です。
規模の大きくはない中小の法人にとって融資の審査通過は容易ではなく、経営状況に不安がある法人は審査通過の期待が低くなってしまいます。
ですがファクタリングの場合は会社規模や経営状況は審査において重要なポイントではなく、資本金の額が少なくとも赤字経営であっても審査通過は可能です。
審査では売掛先が信用できる企業であるかが問われるため、取引実績が豊富であり支払いトラブルを起こしたことがなく、経営が安定している企業であることで審査通過の確率は高まります。
審査で評価されやすい企業の債権が用意できれば、融資の審査落ちを経験したという法人も資金調達に成功することは難しくありません。
負債を増やさず決算書の改善効果も期待できる
融資による資金調達の活用は、法人が事業拡大など会社を成長させるのに非常に有効な選択です。
ただし上手く活用できず負債額が増加してしまうと、自己資本比率など企業評価に影響する数値を悪化させかねません。
また返済の負担が大きくなれば資金繰りが苦しくなり、資金ショートや債務超過に陥る可能性も考えられます。
そんな時には負債を増やさない資金調達方法であるファクタリングが役立ちます。
ファクタリングは融資ではなく「債権の売買契約」ですので、負債は増加しません。
活用できれば肥大化したバランスシートのスリム化も可能であり、資金調達に成功できるだけでなく法人の企業評価を高める効果も期待できるのです。
原則「償還請求権」なしだから現金化後も安心
ファクタリングは貸付には該当せず、担保や保証人も不要です。
さらにファクタリングは「償還請求権なし」が基本であるため、債権を売却し終えた後で売掛先が倒産してしまったとしても、法人に買取代金の返金などは求められません。
この効果により、ファクタリングは売掛先の倒産リスク回避にも役立てることが可能となります。
もちろん審査時点で売掛先の経営状況などに不安材料が見つかれば審査通過は難しくなるため、倒産の恐れが高い売掛先の債権を売却することはできません。
ですが、絶えず債権回収に関するリスクを背負う必要はなくなり、資金繰りの安心感が高まるはずです。
法人向けオンラインファクタリングの申込先選びのポイント
オンラインファクタリングは法人の資金繰り改善に大きな好影響を与えることができますが、目についたファクタリング会社に安易に申込むのはおすすめできません。
満足できる資金調達を行うためには、申込先選びを慎重に行うことが大切です。
手数料と資金調達スピードに関する情報だけでなく、これからご紹介するポイントも意識した上で申込先を決定できれば、法人様の資金調達成功はグンと近づきます。
債権買取可能額にも注目
ファクタリング会社には少額債権の買取を得意としていたり、法人のみ買取可能としているところ、億単位の買取も対応可能であったりと、それぞれに特徴があります。
また買取可能な債権の額に関しての上下限が設定されていることが大半であり、その範囲外となった場合には審査通過が難しくなったり、手数料が高額になってしまったりすることが考えられます。
信頼できるファクタリング会社であれば、サイト上に買取可能額についての情報が記載されているはずですので、売却を希望する債権の額に対応可能な場所をお探しください。
2社間ファクタリングに対応しているかもチェック
債権を売却する際には、売掛先への通知を行う3社間ファクタリングか、通知が不要な2社間ファクタリングから契約方法を選択する必要があります。
それぞれにメリット・デメリットがあるため特徴を正しく理解することが大切ですが、2社間ファクタリングは全てのファクタリング会社で利用できるわけではないという点にも注意が必要です。
特に銀行系では利用できないことが多いため、2社間を希望される場合にはご確認ください。
また2社間契約利用時に求められることがあり、手続に費用と時間を必要とする債権譲渡登記が留保可能かも、前もって確認しておくことをおすすめします。
『「法人」の資金調達にはオンラインファクタリング!』まとめ
- WEB完結の「オンラインファクタリング」は手続の負担、早さ、手数料などで従来のサービスよりも優秀であることが多い
- 資金調達への時間的な余裕,審査通過のしやすさ、負債を増加させない、売掛先の倒産リスク回避などの効果が得られる
- 申込先選びには、債権の買取可能額や2社間ファクタリングが利用可能かなどの確認も大切
オンラインファクタリングは対面での手続が必要であった従来のサービスよりも、メリットを増加させデメリットの軽減も期待できる法人にとっての利用価値が高いサービスです。
このサービスを資金調達に活用できれば、タイムリーな資金調達が実現できるなど法人の資金繰り改善に大きく役立ちます。
法人の経営者様は、オンラインファクタリングのご利用をご検討してみてはいかがでしょうか?