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AI×ファクタリングによるメリット・デメリットとは?~AI普及化によるファクタリング業界への影響~

2024年1月10日

今日では、AIという文字を見かけることが増えてきました。
AIとは、人工知能のことであり、コンピュータの活用により実用されています。

従来であれば、人によって施されていた行いがAIに移り変わってきている時代です。

このAIですが、ファクタリング業界でもサービスが広がりつつあり、「AIファクタリング」といった総称で呼ばれることもあります。

今回の記事ではファクタリングとAIが融合することのメリットやデメリット、注意点について解説します。

ファクタリングとは?

まず、そもそもファクタリングとは一体どういったものなのでしょうか。

簡単に説明しますと、売掛債権を期日前に売却することによって早期に資金調達ができるサービスのことです。

主に中小企業や個人事業主といった方々を中心に利用されることが多く、急な資金調達が必要な場合に大変役に立ちます。

ファクタリングを利用することで、資金繰りを改善・安定することが可能になる場合があります。

では、このファクタリングがAIと融合したAIファクタリングは、普通のファクタリングとどういった違いがあるのでしょうか。

簡単に言うと、“審査をAIが行う”ところです。

従来のファクタリングであれば、お客様の提出した必要書類等を元に業者が審査を行いますが、AIファクタリングは審査すべてをAIが行います。

提出された書類をAIが判断し、利用者や売掛先の信用度や支払い能力を分析します。

このAIファクタリングのメリットにはどういったものがあるのでしょうか。

AIファクタリングのメリット

次にAIファクタリングのメリットについて解説します。
AIファクタリングのメリットは以下の通りです。

・審査スピードが速い
・データ量に審査時間が左右されない
・手数料が安くなる場合がある
・オンライン上で完結する

それぞれを詳しくみていきましょう。

①審査スピードが速い

AIファクタリングによる審査はAIが行います。

つまり、人が書類に目を通して判断していた時間を全てコンピュータが瞬時に行うため、審査に要する時間を大幅に削減することが可能です。

AIが審査をすることで、即日入金できる可能性も高まります。
「今すぐ資金が必要!」という方はAIファクタリングを調べてみてはいかがでしょうか。

②データ量に審査時間が左右されない

とても珍しい業界や職種の方を対象に審査を人によって行う場合、前歴がなく、データが少ないケースがあります。

その場合、データが少ないことによって、審査の時間が伸びてしまう可能性もあります。

ですが、AIによって審査することで、データベースから必要なデータを瞬時に抜き取り、分析を行います。

AIであれば、そういった部分にかかる時間すらも削減することができます。

③手数料が安くなる場合がある

AIを使うことで、本来であれば人件費を払って人による審査を行っていた部分を、AIに移行することが出来ます。

つまり、AIを用いることで人件費の削減につながり、ファクタリング手数料を安く設定することが可能となります。

④オンライン上で完結する

一般的なファクタリングであれば、対面での取引も頻繁に行われています。
ですが、AIファクタリングでは、対面での手続きは不要であり、すべてがオンライン上で完結します。

対面での審査を行うと、どうしても人件費や時間がかかり、業者によってはその分コストがかかってしまいます。
ですが、AIファクタリングを利用することで、これらのコストの削減が可能であり、正確性やスピードも上がるのではないでしょうか。

以上がAIファクタリングのメリットでした。
AIファクタリングを使うことによって発生するメリットについてご理解いただけましたでしょうか。

ですが、AIファクタリングにはいいところばかりではなく、デメリットも存在します。

AIファクタリングのデメリット

では、次にAIファクタリングのデメリットについて解説します。
AIファクタリングのデメリットは以下の通りです。

・審査の難易度が高い
・利用できるのは原則2社間ファクタリング
・機械的である
・そもそも実施している会社が少ない

それぞれを詳しくみていきましょう。

①審査の難易度が高い

AIファクタリングは一般的なファクタリングの審査と比較すると、難易度が高い傾向にあります。

AIによる審査には、決められたボーダーラインが設定されており、そこを基準として判断されます。つまり、少しでも下回った場合は審査に通過できないのです。

人による審査であれば、審査の際の人柄などで挽回し、審査に通過できる可能性が生じます。

ですが、やはりAIは人工的知能であるため、人の感情を持ちません。
数字がすべてであり、審査は比較的難易度が高いと考えられます。

書類だけでは伝えきれない事情等がある場合は、そういった部分にも対応していただける業者を探しましょう。

②利用できるのは原則2社間ファクタリング

基本的に、AIファクタリングは2社間ファクタリングとよばれる契約形態によって契約が結ばれます。

2社間ファクタリングの特徴は以下の通りです。

・手数料が比較的高い
・売掛先に資金調達をしていることがバレない
・迅速なスピード感で取引が可能

手数料が高いと言われる2社間ファクタリングはこれまで「手数料を抑えてファクタリングを利用したい」と考えている方に向いていませんでした。
ですが、AIによる2社間ファクタリングであれば、通常の2社間ファクタリングよりも安い手数料で行っていただけます。

しかし、AIファクタリングが可能なのは原則2社間ファクタリングのみです。
3社間ファクタリングでAIファクタリングを行える場所はほとんどないので、どうしても3社間ファクタリングをしたい場合にAIは不向きであると言えます。

③機械的である

デメリット①でも少し述べましたが、AIには感情がありません。
つまり、感情によって契約内容が変わることはまずありません。

対面形式であれば、利用者と業者が話し合い、関係性を構築したうえで契約を進めていきます。そうすることで、本来であれば審査に問題があった部分を人情や信頼によって埋めることができるかもしれません。

そういった部分をAIはまだ克服できていないため、「人間の感情」を求める方には向いていないかもしれません。

④そもそも実施している会社が少ない

AIファクタリングを提供している会社自体そのものがまだ少ないです。
これから増加をしていくだろうと推測されますが、少ない選択肢から優良な業者を選択することは非常に大変です。

「AIファクタリングを提供している」といった理由だけで業者を選択し、実は悪質な業者であった場合などの危険性も考えられます。

そういった点にもおいても注意は必要です。

以上がAIファクタリングのデメリットです。
いいところだけではなく、悪いところも知っておくことで、自分にとって最適なファクタリングを利用できるようになるでしょう。

AIファクタリングのまとめ

ファクタリングとAIの融合、AIファクタリングについてご理解いただけたでしょうか。
本日の記事をまとめますと、以下の通りになります。

≪AIファクタリングとは?≫
・審査にAIを用いることで、従来のファクタリングよりも更なる迅速なサービスの提供ができる

≪AIファクタリングのメリット≫
・審査スピードが速い
・データ量に審査時間が左右されない
・手数料が安くなる場合がある
・オンライン上で完結する

≪AIファクタリングのデメリット≫
・審査の難易度が高い
・利用できるのは原則2社間ファクタリング
・機械的である
・そもそも実施している会社が少ない

AIの普及は加速しており、それらを利用することも当たり前の時代となってきました。
その波はファクタリング業界にまでも浸透しており、このように業務の効率化に一石を投じています。

時代の流れと共に私たちもサービスとの付き合い方を変えていかなければなりません。

AIファクタリングは、迅速な資金調達やオンライン上で契約を完結したいといった方にオススメです。

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