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運送業の資金調達にはファクタリング!!~運送業がファクタリングを利用すべき理由を徹底解説~
2023年12月16日
インターネットショッピングがもはや主流となっている現代には物流が欠かせない存在でしょう。
その物流を支えているのは、「運送業」といっても過言ではありません。
ですが、運送業という業界自体が資金繰りに困っているのが現状です。
世の中には様々な業界がありますが、運送業が特に資金繰りが難しいともいわれています。
それは運送業界のビジネスモデルや仕組み、昨今の社会事情の変化に起因し資金繰りを困難にさせているのです。
その解決策として、ファクタリングの利用があげられます。
今回の記事では、ファクタリングに関する説明を踏まえた上で、運送業がファクタリングを利用すべき理由やポイントについて徹底解説します。
目次
ファクタリングってなに?
まずは、ファクタリングについて知っていきましょう。
ファクタリングとは、売掛債権を期日前にファクタリング会社に売却することで早期に現金を調達することができる方法です。
“債権の譲渡”にカテゴライズされるため、銀行融資等のようにお金を調達したとしても負債扱いになることはありません。
また、ファクタリングには契約形態が2種類存在します。
・2社間ファクタリング
・3社間ファクタリング
これら2つにはそれぞれのメリット・デメリットがありますので、簡単に説明します。
●2社間ファクタリングは、売掛先に資金調達した事実を知られずに即日での現金調達も可能だが、手数料が比較的高い
●3社間ファクタリングは、手数料が比較的安いが、資金調達することを売掛先に通知し承諾を得なければならない、また2社間ファクタリングと比べて時間もかかる
手数料や売掛先への通知の有無、資金調達までの速度に違いがあることがわかります。
これらは自身の状況に合わせてどちらを利用すべきか考えていきましょう。
ファクタリングについて簡単に説明させていただきました。
では、実際に運送業界の今はどのような状況なのでしょうか。
運送業の現状について
資金繰りが難しいことはその業界にも共通していることですが、
なぜ運送業が特に資金繰りに難航するといわれているのでしょうか。
その理由は以下の通りです。
① 売掛金の回収サイトが長い
② 売上が安定しない
③ 予想外の出費が多い
それぞれについて詳しくみていきます。
①回収サイトが長い
運送業は売掛金や手形の回収サイトが長いです。
他業界であれば1か月が平均ですが、運送業だと2か月程度に設定されることが多くあります。
また、運送業では古くから伝わる手形でのやり取りが根付いている為、さらに、3~4ヶ月先の支払いになることも珍しくはありません。
回収サイトを待っている間に、引っ越しシーズンやクリスマスといった売り上げ増加のタイミングがくると、人件費や交通費などの支出がかさみ、さらに資金繰りが悪化するケースもあります。
運送業の資金繰りが安定しない最もの要因といえるでしょう。
②売上が安定しない
運送業の売上は、時期によって大きな変動をみせます。
売上が急増する時期であっても、資金繰りを安定して行わなければ資金不足に陥る危険性が十二分にありえます。
事前に不況を予測し、資金繰りを行う場合もありますが、物流の景気と連動する運送業は非常に困難になります。また、ガソリンの価格高騰・暴落も売上が安定しない要因の一つです。
運送業は売上が安定しないことから、資金繰りが難しくなっているともいえます。
③予想外の出費が多い
運送業の特徴として、イレギュラーな出費が多いこともあげられます。
運送業は乗り物ありきです。この乗り物で移動をしている間にトラブルが起こることも少なくはありません。
例えば、たった1つの事故であっても、相手方への保証や商品の代金、車両の修理など様々なお金がかかります。
こういったトラブルがいつ起こるかはもちろん予測は不能で、経費として出費がかさむのです。
そのため、資金繰りに悪影響を与えている可能性があります。
以上が、運送業にとって資金繰りが困難である3つの理由でした。
では、それらの理由を踏まえた上でファクタリングが推奨される理由を説明します。
なんで運送業にファクタリングが適しているのか
資金繰りが難しい運送業にオススメするのがファクタリングです。
なぜ、ファクタリングが運送業に適した資金用達手段なのでしょうか。
理由は以下の通りです。
① 即日現金調達可能であるため、急な支払いに対応できる
② 設備投資ができる
③ 審査対象が自身ではない
④ 資金調達をしたことが知られない
それぞれについて詳しく解説していきます。
①即日現金調達可能であるため、急な支払いに対応できる
ファクタリングでは、即日の資金調達が可能です。
運送業では、事故や故障、繁忙期によって急に大きな支払いが必要になる場合があります。ですが、回収サイトが長いことによって、お金が回収できず困っている場合、ファクタリングを利用することで問題を解決することができます。
ですが、即日での現金調達をするにはいくつか注意すべきポイントがあります。
・2社間ファクタリングを利用する
・事前に必要書類を不備なく用意しておく
・オンラインファクタリングを利用する
こういった点に注意し、即日資金調達を実現させましょう。
②設備投資ができる
運送業であっても、事業歴や実績がなければ、銀行等から融資を受けることは困難です。
ですが、大きなお金がないと設備投資ができず、事業規模も大きくすることはできません。
ファクタリングに必要なのは、事業歴でも実績でもなく、「売掛債権」です。
売掛債権さえあれば、現金を調達することができるのです。
仮に融資が受けられない場合でも、ファクタリングを活用すれば、設備投資ができる可能性は大いにあるでしょう。
③審査対象が自身ではない
ファクタリングの審査対象は自身の信用情報ではなく、売掛先の信用度です。
つまり、実際に自分自身が税金を滞納していたり、企業が赤字経営をしていたりしたとしても、審査対象は売掛先になるので問題になりません。
売上が安定しない運送業にとっては都合がよく、利用者の信用情報に左右されずに資金調達が可能になるのがファクタリングなのです。
④資金調達をしたことが知られない
ファクタリングを利用する際、契約形態を2社間ファクタリングに選択することで売掛先に知られずに資金調達が可能です。
もし仮に取引先に資金調達をしている旨を知られてしまうと、今後の関係悪化に繋がりかねません。
そういった点も配慮したい場合は、ファクタリングを利用する中でも2社間ファクタリングを選択することをオススメします。
以上が運送業にファクタリングをオススメする理由でした。
ですが、ファクタリング業者には悪質な業者が紛れ込んでいることも事実です。
そのような業者を選択しないよう気を付けましょう。
ファクタリングと運送業のまとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
●ファクタリングとは?
売掛債権を期日前に売却することで早期現金化する資金調達手段
●運送業の特徴
①売掛金の回収サイトが長い
②売上が安定しない
③予想外の出費が多い
●運送業にファクタリングがオススメの理由
①即日現金調達可能であるため、急な支払いに対応できる
②設備投資ができる
④ 審査対象が自身ではない
⑤ 資金調達したことが知られない
皆さん、ファクタリングと運送業についてご理解いただけたでしょうか。
こちらの記事を目にとめてくださった運送業の方々にとってファクタリングの利用を考える一歩になれば幸いです。
ファクタリングを利用することで資金繰りの向上を目指しましょう。