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非対面のファクタリングの利便性は?面談の役割や必要な理由について解説

2024年7月28日

ファクタリングのこれまでの一般的な流れでは、申し込んで面談を実施し審査という手順でした。
面談は店舗に赴き、対面式で行うのが一般的です。

しかし近年では非対面でもファクタリングの申し込みが可能なサービスも出てきています。
ここでは非対面ファクタリングのメリットや面談の持つ役割を中心に見ていきます。

非対面でファクタリングに申し込める仕組み

従来の面談なしで、完全非対面にてファクタリングを利用できるそのメカニズムについてまずは見ていきましょう。
簡単に言えば、オンライン手続きのみで完結するサービスがあるので非対面が可能なわけです。

Web完結のサービスも少なくない

非対面のファクタリングとは、一言で言えば一連の手順をすべてWebで完結できるサービスのことです。
Webで完結できるので、店舗を訪問する必要がありません。

業者のスタッフと一切接触することなく、申し込み手続きが完結します。
契約も電子契約で、電子署名することで締結できます。
従来よりも簡潔に資金調達できるので、法人代表者の間でも注目されているアプローチです。

必要書類の提出について

ファクタリングを利用するには、いろいろと必要書類を提出しなければなりません。
ファクタリングは売掛債権の買取サービスなので、売掛金のあることを証明できる書類の提出は必須と思ってください。
契約書や請求書、見積書などのいずれかを提出する必要があります。

その他に申し込む法人に関する資料も提出する必要があるでしょう。
非対面の場合、必要書類を撮影して画像データにし、アップロードする形で提出します。
よって、わざわざ店舗に足を運び、必要書類を提出する必要はありません。

電子契約の締結で利用可能

ファクタリングでは一般的に、契約を締結してから買取実行という流れです。
非対面式のオンラインサービスの場合、電子契約を使用します。
よって契約もその場で手続きできるので、店舗に出向く必要はありません。

「電子契約書は紙の契約書のように有効なの?」このように疑問を抱く人もいるでしょう。
しかし電子署名とタイムスタンプを活用すれば問題ありません。

電子署名は紙書類の署名と捺印と同じ効力を持ちます。
きちんとしたところの電子署名であれば、非改ざん証明可能な仕組みを採用しているからです。

またタイムスタンプは電子契約書の確定時刻を証明するものです。
この両者によって、なりすましや改ざんができなくしているので紙の契約書と同じ効力を有します。

「オンラインで申し込みできる!」としているオンラインファクタリングの中には、契約は紙の文書で来店しないといけないというところもあります。
電子契約による締結に対応しているか、各業者のホームページの手順にて確認してください。

非対面ファクタリングのメリット

非対面で利用できるファクタリングには従来方式にはないメリットがいろいろとあります。
期待される主なメリットとして、以下のようなポイントが考えられます。

1.スピーディに入金が受けられる
2.全国どこからでも利用可能
3.コスト圧縮が可能
4.手数料が低めの傾向
5.勧誘の懸念なし

以上が主なメリットです。
なぜメリットなのか、具体的な理由について紹介するので利用前にご一読ください。

1.スピーディに入金が受けられる

非対面の場合、Webですべての手続きが完結します。
従来方式のように書類のやり取りで郵送を使ったり、面談のために来店する手順を省略できます。
その分、審査手続きも円滑に進み、入金までの時間を省けるのはメリットです。

実際非対面式のファクタリングを見てみると最短即日入金を売りにしているところも少なくありません。
主要なオンラインサービスを見てみると、最短20分や30分をPRしているところもあります。
中には「最短10分」といったところも見受けられました。

ビジネスをしていると、突発的にお金が必要になるケースも出てくるでしょう。
入金されるはずのお金が口座に入っていない、備品の故障で急な出費を強いられることもあるはずです。
そのような時にこのような即日現金化できる非対面式のファクタリングがあれば、重宝します。

2.全国どこからでも利用可能

Web完結の非対面式ファクタリングであれば、地方関係なくどこからでも利用できるのはメリットです。
ネットに接続でき、スマホやパソコンなどのデジタルデバイスがあれば、どこからでも申し込みできます。

今ではかなりの離島や山間部でもない限り、日本各地ネットの回線は整備されているでしょう。
デジタルデバイスも全国で普及しているので、どこからでも利用できるはずです。

ファクタリングの事業所を見てみると、東京や大阪の都市部に集中する傾向が見られます。
それ以外の地方は、なかなか身近に業者がないケースも珍しくありません。
ファクタリングが後発の資金調達サービスなので、まだ広く普及していないのが現状です。

しかしオンラインで利用できれば、場所関係なくどこからでも申し込みできるのは魅力です。
入金も口座振込なので、地域によるハンデを感じずに済みます。

3.コスト圧縮が可能

従来のファクタリングの場合、利用するまでにいろいろとコストがかかりました。
面談を受けるために店舗まで赴くための交通費がかかります。

また契約書のやり取りは店舗に出向かずに、郵送のやり取りに対応しているところもあります。
すると郵送のやり取りのために切手代が必要です。
契約書はボリュームがあるので、1回の郵送だけでも数百円単位でコストがかかる場合も珍しくありません。

何度も繰り返し利用すると、「ちりも積もれば…」ではないですがかなりの出費になるでしょう。
非対面式であれば、来店したり郵送のやり取りをしたりする手間を省けます。
その結果、コスト圧縮が期待できるわけです。

4.手数料が低めの傾向

非対面式は従来スタイルと比較して、手数料は低めに設定されています。
一例として、2社間ファクタリングの手数料相場を比較してみましょう。
2社間とは利用法人と業者の直接のやり取りによるサービスで、取引先に知らせることなく債権を売却できる契約です。

従来2社間の場合、手数料相場が10〜30%でした。
ところが非対面式の場合、上限でも10%を超えないところがほとんどです。
中には下限1%や2%からといったサービスも見られるほどです。

非対面式の場合、店舗の運営コストが従来よりも低く抑えられます。
店舗を構える必要はないですし、対面式と比較して人員もそれほど多く確保する必要もありません。
コスト圧縮が可能なので、低い手数料率という形でお客さんに還元しています。

5.勧誘の懸念なし

非対面式のため、手続き中に直接ファクタリング業者のスタッフと顔を合わせる必要はありません。
面談がある従来方式だと、もしかすると担当者から執拗な勧誘を受ける可能性はあります。
実際悪徳業者はこのような強引な形で、お客さんにとって不利な契約を結ばせようとするケースも見られます。

非対面式では、直接担当者と話をする機会はありません。
相手が強引な態度で来られると押し切られてしまうような、気の弱い法人代表者は非対面式の方が安心です。

ファクタリングで面談のある理由

非対面式は面談なしで、Web完結でサービス利用できるのが特色です。
これまでのファクタリングは面談ありで、今なお審査の中で面談プロセスを用いているところも少なくありません。
なぜファクタリングの審査で面談を行っているのか、それには理由があります。

ヒアリングのため

利用客と直接話をすることで、より詳細な情報を得たいのが面談を実施する理由の一つです。
面談を実施する前に申し込み手続きを行うでしょう。
申込書に記入されている内容に誤りがないか、気になる部分があればその詳細に関する質問を行います。

非対面式の場合、申込書に記載されている内容のみで手続きを進めます。
しかし面談でより詳しい法人や取引先の情報を引き出すことで、スムーズかつ正確に手続きが行えるわけです。

案内のため

ファクタリングを利用するのが今回初めてという法人もいるでしょう。
この場合、実際に現金化するまでの流れについて把握していない法人代表者もいるはずです。
面談であれば、今後の手順について説明ができます。

売掛債権を売却する細かな手順は、業者によって若干異なるかもしれません。
あらかじめこれからの手引きを説明すれば、法人代表者も安心して手続きを進められるでしょう。

契約手続きのため

申し込みから審査まではオンラインで対応するけれども、契約は来店で対面式にて行うファクタリングも少なくありません。
面談であれば、契約内容に関して詳しい説明ができますし、利用者からの質問にも応対できます。

また担当者と利用者が双方で契約書を確認できるのもメリットの一つです。
手数料など条件が当初聞かされていたものと一致しているか確認できます。
万が一、それまでの話と異なる内容が記載されていても質問できるので誤りを防止できます。
双方納得の上で契約を交わしたければ、面談式のサービスを利用するのも一考です。

特殊な事情を弁明できる場にも

面談は面倒に感じるかもしれません。
しかし法人によっては、特殊な事情について説明できる場にもなりえます。

たとえば現在赤字決算の場合、審査で落とされる公算は高まるでしょう。
しかし設備投資したり、新規事業に参入したりして将来的には黒字になる可能性の高いケースもあるはずです。

非対面式のファクタリングの場合、AIによる審査が主流です。
AIは目の前の書類だけで買取の可否を判断するので、このような裏の事情は汲んでくれません。

面談式で相手が人間であれば、法人特有の事情を汲んでくれる可能性もあります。
すると非対面式のAI審査では否決でも、対面で人間相手の場合には通過といったケースも出てきます。

非対面式のファクタリングでは、AIが審査するので人柄は重視されません。
しかし面談ありのところであれば、人間が考査するので目の前にいる相手の人柄も重視する傾向が見られます。
誠実に対応し、好印象を与えられれば、スペックに多少難があっても買取してもらえる可能性が出てきます。

もし非対面式のファクタリングに落ちても、上で紹介したように面談のあるところなら売却できるかもしれません。
非対面式のところで審査落ちになっても、あきらめることはありません。

非対面ファクタリングに関するまとめ

近年ではオンラインファクタリングと言って、非対面式で売掛債権を売却できるサービスも出てきました。
従来の形式と比較して買取までがスピーディですし、コスト圧縮に伴い手数料率が低いのはメリットです。

またすべての手続きがWeb上で完結するのも魅力です。
本業が多忙で来店する暇がなかったり、近くに店舗がなかったりする場合でも利用できます。
ただ面談のあるファクタリングも特殊な事情を汲んでくれる場合もあるので、必要に応じて活用を検討してください。

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