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クラウドファクタリングは即日現金化も可能?仕組みやメリットについて解説
2024年7月27日
売掛債権を売りに出すことで従来よりも早く現金を確保するファクタリングが注目を集めています。
銀行融資のように借入ではないので、後々返済義務がないのでキャッシュフローの改善におすすめです。
最近ではファクタリングの方式も多様化しています。
今回紹介するクラウドファクタリングのようなサービスも出てきています。
クラウドファクタリングは即日資金調達も可能と言われていますが、その仕組みについて今回は見ていきましょう。
目次
新規登場のクラウドファクタリングとは?
ファクタリングの新たな形として注目されているのが、クラウドファクタリングです。
必要な手続きがすべてインターネット上で完結するのが大きな特徴と言えます。
面談のように来店する必要がなく、業者のスタッフと顔を合わせることなく契約できるのがメリットです。
オンラインで完結する
クラウドファクタリングはオンラインですべて完結するのが特徴です。
つまり一切外出しなくても、一連の手続きが完了してしまいます。
申し込む際には必要書類をいくつか提出しなければなりません。
しかし必要書類も画像データでアップロードするので、郵送する必要もなしです。
また従来のファクタリングでは、担当者と面談して質疑応答する必要がありました。
しかしクラウドタイプであれば対面による審査もありません。
つまり日本全国、ネット接続可能な環境があればどこからでも申し込めます。
ソフトなしでも利用できる
クラウドファクタリングの場合、クラウド上で手続きを行う形になります。
そこでサービス利用するにあたって、専用のソフトウェアをダウンロードする必要はありません。
サーバーを用意する必要もなく、事前準備なしで申し込めるのは魅力です。
パソコンやスマホなど、デジタルツールがあればその場で申し込めます。
さらに24時間、自分の好きなタイミングでいつでも申し込めるのも特色と言えます。
事業を営んでいる人は資金繰りをしたくても、日中本業で忙しい人もいるでしょう。
そのような法人代表者でも、仕事終わりの自由時間を利用して申し込めます。
土日や祝日、さらに深夜や早朝でも申し込めるので自分の好きなタイミングで債権売却を持ち掛けられるわけです。
申込手順について解説
クラウドファクタリングに申し込む際には、まず必要書類を用意しましょう。
必要書類は売掛債権のあることが証明できる書類です。
請求書や発注書、契約書などが該当します。
また昨年度の決算書類一式も必要です。
さらに出入金を確認できる明細書も必要書類に含まれます。
これらを画像データに残して、アップデートしましょう。
法人代表者の本人確認書類も必要になるでしょう。
業者によって必要書類は若干違ってくるので、公式ホームページなどを確認してください。
必要書類を提出し、申し込みフォームに必要事項を入力すると受付が受理されます。
そしていくらで買取が可能か見積もりが提示され、その内容に同意できれば、契約の上で指定の口座に振り込んで終了です。
契約も電子契約なので、パソコンやスマホなどの画面上で手続きできます。
クラウドファクタリングを活用するメリット
ファクタリングの中でも、クラウド型の商品で資金調達するのはおすすめです。
従来の形式にはないメリットがあるからです。
主要なメリットとして、以下のような項目が考えられます。
1.オンラインで完結する
2.最短即日で現金化
3.手数料が低い
4.手続きに手間取らない
なぜ以上のようなメリットが期待できるか、以下で詳しく見ていきます。
1.オンラインで完結する
クラウドファクタリングのメリットとして見逃せないのは、オンラインですべての手続きが完結する点です。
従来の方式なら、面談のために来店する必要がありました。
しかしクラウドであれば、面談のプロセスを省略できるのでお店に出向く必要はありません。
オンラインで完了できるので、事業所の場所関係なく申し込みできるのもメリットの一つです。
地域によっては、近くにファクタリングのオフィスがない場合もあるでしょう。
そのような場合でもクラウドであれば、ネット接続できる環境ならどこからでも申し込み可能です。
2.最短即日で現金化
クラウドファクタリングの場合、最短即日で買取してもらえるのもメリットと言えます。
審査が開始されてから、24時間以内に見積もり結果が出るからです。
見積もり価格に納得できれば、すぐに電子契約を締結します。
よって即日、遅くても翌営業日までには買取代金が指定の口座に振り込まれます。
従来方式だと、1〜2日かかってしまうのでできるだけ早く現金を確保したい法人代表者にはおすすめです。
なぜ即日買取が可能なのか、別項で詳しく見ていきますがAI審査を実施しているからです。
機械的に申込内容を処理するので、スピーディに合否判定でき即日買取も可能になります。
3.手数料が低い
クラウドファクタリングのメリットとして見逃せないのは、手数料の低さです。
手数料は2〜9%と10%を切る料率で買取してもらえます。
クラウドファクタリングは2社間ファクタリングと言って、売掛先に知られることなく債権譲渡できます。
2社間の場合、相場は10〜30%と言われているので上限でも10%を切るのはかなりの低率です。
AI審査で、審査手続きを機械で行うなど少数精鋭で運営しているためです。
店舗コストはかかりませんし、人件費も必要最小限で運営しているので低い手数料でも経営できます。
4.手続きに手間取らない
クラウドファクタリングの場合、必要書類が少なくて済みます。
売掛のあることを立証できる書類や決算書、通帳のコピーなどです。
法務局などに出向いて調達する必要はないので、書類を準備するのにさほど時間はかからないでしょう。
また面談のためにお店に行かなくても良いのも、手間が省けるのも理由の一つです。
店舗に赴く際の移動費も時間もかかりません。
また書類のやり取りは、基本ネット上で済みます。
郵送のやり取りがないので、切手代や郵送にかかる時間も省略できます。
面倒な手間なしで資金調達したい人にとっては魅力的なサービスと言えるでしょう。
クラウドファクタリングが即日買取できる理由
別項でも紹介しているように、クラウドファクタリングの特色の一つに即日買取が挙げられます。
法人向けの資金調達手段はほかにもありますが、即日現金化できる方法はあまりありません。
なぜクラウドファクタリングなら即日買取が可能なのか、ここで詳しく見ていきましょう。
ほかの資金調達方法では即日融資が難しい理由
法人の資金調達方法として、銀行融資やビジネスローンが考えられるでしょう。
しかしいずれの方法も、即日融資するのは難しいでしょう。
まず銀行融資の場合、早くても2週間、時間がかかれば1か月前後の時間が必要です。
なぜこれほどまでに時間が必要か、それは担保や保証人を重視するからです。
債権回収できなくなった場合、担保や保証人で補填できるのか確認するのに時間がかかります。
ビジネスローンでも1週間から10日程度かかる場合もあります。
ビジネスローンの中には「無保証」と謳っているところもありますが、厳密に言うと法人代表者の個人保証は必要です。
法人代表者の個人保証が可能か審査を行うので、どうしても時間がかかります。
一方クラウドファクタリングの場合、融資ではありません。
あくまでも売掛債権の買取サービスなので、担保や保証人を調査する必要がないわけです。
もちろん売掛債権が実在するのか、売掛先の信用力を調査する必要はあります。
しかし信用調査などを行う必要がないので、即日審査も可能です。
AI審査による合否判定
クラウドファクタリングが即日判定できる理由として大きいのが、審査方式です。
AI審査と言って、人工知能が審査の判定を行うので手続きがスピーディなので即日買取できます。
これまでは人間の手で審査を実施してきました。
人力になると、一度に処理できる能力に限界があります。
一方AI審査であれば、コンマ何秒で合否判定できるので一度に大量の審査が可能です。
よって申し込んですぐに審査判定が出て、即日現金化ができます。
最短30分で合否判定できる
クラウドファクタリングでは最短30分で審査結果が出るのを売りにしているものもあります。
30分で判定が出れば、その後の電子契約の手続きを踏まえても即日資金調達も可能になるでしょう。
従来のファクタリングの場合、面談などのプロセスが必要です。
面談のために来店して、そこである程度の時間話し合う必要が出てきます。
従来タイプでも、最短即日で現金化できるサービスもあります。
しかし審査のスピーディなクラウドファクタリングの方が、即日買取の意味ではより確実と言えるでしょう。
AI審査の注意点
クラウドファクタリングの導入しているAI審査の場合、審査結果が出るまで迅速です。
このため、最短即日買取が可能になるわけです。
しかしAI審査は迅速に判定を出せる半面、融通が利かないところにも留意してください。
従来の審査であれば、人間が実施します。
すると多少条件に難ありでも、法人代表者の人柄や将来性を踏まえて買取可能と判断できる場合もあるでしょう。
しかしAI審査の場合、学習したことのみで判定します。
たとえばちょっとした入力ミスや書類の不備だけでも、自動的に不合格の烙印を押されてしまうかもしれません。
面談があれば買取可能だったものが、クラウドファクタリングに申し込んでしまったために審査落ちの憂き目に遭うことも考えられます。
特殊な事情があって、どうしてもこの部分だけは説明しておきたいと思うのであれば、従来方式のサービス利用も検討しましょう。
即日のクラウドファクタリングに関するまとめ
クラウドファクタリングはオンラインで完結するので来店不要で利用できます。
地方在住で近くに店舗がない法人でも利用できるのは魅力的です。
またクラウドファクタリングの場合、即日現金化できるのもメリットの一つです。
取引先から売上が予定通りに入金されなかったり、設備が故障して急遽修理に出さないといけなかったりすると資金繰りは急激に悪化します。
そのような場合即日で現金調達できるクラウドファクタリングは重宝します。
資金繰りが厳しくなった際には、利用を検討してみませんか?