大阪のファクタリング会社の特徴は？即日対応や悪徳会社の見分け方を解説

大阪のファクタリング会社の特徴を紹介します。即日対応が多いという大阪のファクタリング会社は、オンラインで対応しているところも多く、遠方からでも利用しやすいです。また即日で売掛債権が現金化できるのは魅力的です。しかし、大阪の業者には闇金がファクタリング会社を装っている場合があり要注意です。今回は大阪のファクタリング事情やメリット、大阪に多い悪徳業者の見分け方などを確認しましょう。

大阪のファクタリング事情

最初に大阪とその周辺のビジネスやファクタリング事情について紹介していきましょう。

大阪の商いの特徴

大阪は商売気質があるといわれています。大阪は合理主義が強く、本当に価値の良いものをできるだけ安く購入したいという風潮があり、東京のブランドが進出しても撤退するようなことがあります。また本業以外に手を出すことを嫌う風潮があります。現在でも突出した産業はなく、いろんなビジネスが展開している町でもあります。

大阪は高利貸しの町金融が今も多い地域

大阪は、漫画やドラマにも登場するほど独自の金融の風習があり、いわゆる「町金融」の業者が今でも多く残っています。町金融の中には闇金融も多く法外な利息をとるところもありますが、ファクタリング会社を隠れ蓑にして進出しているケースが多く要注意です。

大阪は即日対応のファクタリング会社が多い

大阪では即日対応のファクタリング会社は多く存在しています。融資のように煩わしく感じる訪問をせずに、ファクタリングならオンライン対応で資金調達できる特徴があります。早いところでは最短2時間で対応してくれる場合があります。ただし上にも記した通り、悪徳金融機関の隠れ蓑になっている場合があるので注意しましょう。

大阪には個人事業主ファクタリングサービスがある

ファクタリングは、一般的に法人相手の場合が多く、個人事業主やフリーランスには敷居が高いと言われています。しかし、大阪には個人事業主専用のファクタリングサービスも整っているため、起業間もない経営者にとっても大阪のファクタリングは魅力的です。

大阪のファクタリング業者を選ぶメリットとは

次に大阪のファクタリング業者を選ぶメリットにはどのようなものがあるのでしょう。即日対応や個人事業主用のサービスがあるほか次のような特徴があります。

大阪のほうが東京よりも手数料が低め

大阪を拠点としたファクタリングの業者の場合は、東京の会社よりもファクタリング手数料が低いと言われています。その理由として競合他社が東京より少ないので広告費が低く抑えられている点や、東京と比べて人件費やそのほかの諸経費が低いことなどがあります。また大阪の業者の場合は、東京のようにひとつの大きな案件というよりもできるだけ長い付き合いをしたいという考えを持っている点もあります。そして、オンライン対応であれば会社が東京にあろうが大阪にあろうが関係が無いので、東京の経営者も大阪のオンラインサービスで行っているファクタリングは利用する価値があります。

大阪という地域に根付いたサービスを提供してくれる

特に大阪や関西圏の経営者の場合は、大阪の業者のほうがメリットがあります。どうしても地域ごとの業界の特徴があり、大阪の業者は大阪の情報に通じています。これはファクタリングが大阪独自の業種や商いの考え方により、ファクタリング担当者が審査をする際にその分を加味してくれる可能性が高いためです。

大阪に多いとされる悪質ファクタリングの特徴とは

大阪の場合は、町金融（闇金融）が多いため、ファクタリングを装った悪質な業者がいます。ファクタリングは、融資と違い貸金業法などの法律の規制外のため、このようなことを行う業者が一定数いるわけですが、見た目は真っ当なファクタリング会社と変わらないので要注意です。

しかし、悪質ファクタリング業者には特徴があるので、それで見分けることが可能です。

1.会社の住所が存在しない
2.電話に出る人がいつも同じ
3.担当者との面談が不可能
4.手数料が相場より明らかに高額
5.手数料は適正でも諸費用が高い
6.償還請求権を提供している
7.消費税を要求してくる
8.法人用口座がない
9.担保や保証人が必要という
10.口頭の約束のみで契約書がない

以上のような特徴があるファクタリング業者は悪質な可能性があります。ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

1.会社の住所が存在しない

意外なことかもしれませんが、架空の住所を使っているファクタリング会社がいて、そのような会社は悪質の可能性大です。オンラインで行うので住所が不特定でも対応可能ということですが、住所もわからず、不明瞭な会社はファクタリングに限らず怪しい業者と見るべきです。

2.電話に出る人がいつも同じ

ファクタリング会社に問い合わせたときに、いつも同じ人が出るような場合は要注意です。悪徳業者は基本的に小さな業者が多いですが、極端な話、個人がファクタリング業者を名乗っていることもあります。個人の場合は資金力にも限界があることから、そのようなところは相手にしないほうが得策です。

3.担当者との面談が不可能

ファクタリング会社、オンラインで行なうととても便利ですが、大口の売掛債権など条件によっては担当者と面談を行いたい場合があります。その際に面談ができないというような業者は危険です。特に電話だけで話を終わらせるようなところは悪徳業者の可能性が高まります。

4.手数料が相場より明らかに高額

ファクタリングのうち、2社間の場合や審査が緩い会社、個人やフリーランスの時は手数料が高めになるのが普通です。しかし、それにも業界の相場があり2社間で高くても30%といわれており、それを越えるような手数料が必要だという業者は、悪徳の可能性が高いので契約は控えましょう。

5.手数料は適正でも諸費用が高い

ファクタリング手数料は適正に収まっているのにもかかわらず、手数料とは無関係の高額請求をする業者は要注意です。例えば債権譲渡登記料金は通常一件につき7500円（債権個数5000個以下）ですが、申込者が無知なのをよいことに、十数万を請求するような事例があります。このような請求自体が異常であり悪徳業者とみて間違いないでしょう。

6.償還請求権を要求している

償還請求権とは債務の責任範囲を限定せず、金銭債権などを全額請求するものです。本来、ファクタリングは売掛債権を買い取ってもらって現金化するものなので、償還請求権はないものです。しかし、要求して来るような業者には関わらないほうが良いでしょう。この場合は、闇金業者がファクタリング会社と偽って貸し付けを行っていることと変わりません。

7.消費税を請求してくる

ファクタリングは有価証券の譲渡の譲渡という性格から国税局により課税の対象になじまないとしており、消費税は発生しません。しかし、無知なのをよいことに消費税が必要だと請求書に書いてくる業者がいますが、消費税を求めてくるような業者は悪質なので、契約しないようにしましょう。

8.法人用口座がない

法人用の口座がないファクタリング業者は要注意です。法人用口座が作れる会社というのはある程度限られています。仮に銀行の振込先などが個人名義になっている場合は、悪徳業者の可能性があります。

9.担保や保証人が必要という

ファクタリングは融資ではなく、債権の買い取りです。これは売掛金という資産を現金という資産に交換しているようなものであり、借入金ではありません。にもかかわらず融資のように保証人や担保を求めている業者は、ファクタリングと言いながら実は融資を指せようとしている悪徳業者なので関わらないようにしましょう。

10.口頭の約束のみで契約書がない

ビジネスの基本は書面やデジタルデータを使った契約書を交わすことです。ところが悪徳業者は逃げ道を作るために、証拠となるような契約書を用意しない場合が多く、口約束だけで済ませようとします。契約書がないと万一の時に対応できません。そのような業者は避けましょう。

大阪でのファクタリング即日のまとめ

最近はオンラインでのファクタリングも多く、東京にいながらでも大阪のファクタリングが利用できます。即日対応しているところがあり、手数料も低めなので非常に良いのですが、残念ながら悪徳業者が多く混じっている地域でもあります。悪徳業者には特徴があるので、その特徴で善良なファクタリング業者かどうかを見定めたうえで利用しましょう。