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IT業界の資金繰りを救うのはファクタリング!!IT業界がファクタリングを活用するメリットを一挙紹介
2024年1月11日
近年、「IT化」という単語をよく耳にします。
ITとは、“information technology(情報技術)”の略称であり、情報を入手・加工・伝達する技術のことです。社会はIT化が進み、私達の生活にITは切っても切り離せない存在となってきました。
このITの普及には、IT業界の存在が欠かせません。
IT業界は拡大を続け、新規参入がしやすいことが特徴です。
そんなIT業界ですが、資金繰りが難しいといった弱点があります。
回収サイトの長期化や売上が不安定であることなどが要因で、お金の循環がうまくいかないことがあります。
このIT業界の課題を解決に導くのがファクタリングとよばれる資金調達手段です。
今回の記事では、IT業界の資金繰りが難しい理由を踏まえたうえで、ファクタリングがどのように有効的であるかを分かりやすく解説します。
目次
IT業界の資金繰りが難しい理由
冒頭でも述べましたが、IT業界とは情報技術に特化した商売を行う業界です。
ITの市場は拡大傾向にあり、新規参入と起業が容易であることが要因です。
IT業界において資金繰りが難しい理由はいくつかあります。
・人件費の比重が大きい
・初期設備投資と維持費がかかる
・決済サイクルが長い
・経費立て替えが多い
・ベンチャー企業やフリーランスが多い
これらが原因でIT業界は資金繰りが困難になる傾向があります。
では、1つ1つの理由を詳しく解説していきます。
人件費の比重が大きい
IT業界は後述もしますが、決済サイクルが長い傾向にあります。
案件を1つ終わらせたとしても、報酬は数か月先なんてことも。
ですが、その間にも人件費の支払いはしなければなりません。
IT業界は情報を扱うため、アルバイトを日雇いしてカバーできるようなものではありません。
スキルをもった技術者を配置しておかなくてはならないため、それ相応の人件費を支払わなければなりません。
IT業界は技術者が多いため、人件費の比重が大きくなる傾向にあります。
初期設備投資と維持費がかかる
IT業界において、まず、初期設備投資に費用がかかります。
ですが、起業して間もないのに初期設備に投資するお金を自己資金で十分に確保することは難しいでしょう。
PCはもちろんですが、そのほか周辺の機器を揃えるとなると、莫大な費用がかかります。
また、最初に購入するだけではなく、維持費もかかります。
購入後のメンテナンス費用やアプリケーション費用なども加味して考えなければなりません。
情報を扱うということは、それに伴ってお金もかかります。
初期設備投資費用と、定期的な維持費・メンテナンス費、急な故障に対応するための修繕費などを視野に入れておかなくてはなりません。
決済サイクルが長い
IT業界の決済サイクルは長い傾向があります。
決済サイクルとは、案件を受注し完了し、代金を受け取るまでの期間のことです。
このサイクルが長いことが資金繰りの悪化を招きます。
IT業界における案件は数か月から数年かかるものもあります。
基本的に代金の支払いは納品後ですので、開発中にはお金を受け取ることができません。
情報社会におけるビジネスなので、バグや故障などのハプニングも付き物でしょう。
こういった障害のせいでさらに支払いが先延ばしになることもあるでしょう。
開発中に資金不足に陥り、資金ショートの可能性もでてくるでしょう。
経費立て替えが多い
IT業界は基本的に外注費などを先出しで支払います。
自社内で技術が完結しない場合などはアウトソージングを依頼することがあります。
こういった場合、代金は先払いであることが多いです。
また、新規案件に伴い、最新機器導入をしなければならない時はさらに莫大なお金がかかるでしょう。
ですが、こういった先行投資を避けるわけにはいきません。
大型案件による売り上げを逃してしまう可能性があります。
これがIT業界における資金繰りのジレンマでしょう。
ベンチャー企業やフリーランスが多い
そもそもIT業界には、ベンチャー企業やフリーランスが多い傾向があります。
大手企業も存在しますが、新規参入する企業や個人事業主はほとんどがこれらに該当します。
ベンチャー企業やフリーランスの方々は、自己資金による開業資金は基本的に乏しいと考えられます。ですが、前述したように、ITビジネスにおいて初期設備投資は必須です。
ベンチャーやフリーランスであれば、信用情報の構築も出来ていないでしょうから銀行融資による資金調達もハードルが高いでしょう。
ここまででIT業界の資金繰りが困難である理由を説明しました。
この資金繰りを改善することに有効な方法はいくつかあります。
・支払サイトの延長
→納期を短くして回収サイトを短縮後、外注先等に支払サイトの延長を交渉する
・大型案件を避ける
→資金が潤沢ではない場合、大型は避け、小中規模の案件で数をこなす
・ファクタリングの利用
今回はファクタリングに焦点を当てて説明します。
実際にファクタリングとはどういったもので、どのように効果を発揮するのでしょうか。
ファクタリングとは?
このIT業界の資金繰りを解決する手段の1つがファクタリングであると紹介しましたが、実際にファクタリングとはどういったものなのでしょうか。
ファクタリングとは、売掛債権をファクタリング会社に売却することで期日よりも先に現金を調達できるサービスです。
このサービスを利用すれば、企業に発生した売掛債権を、期日を満たすまで所有しているのではなく、早めに現金化をすることができます。
ファクタリングには、
・スピード入金に対応
・誰にも知られずに資金調達可能
・審査が容易
などのメリットがあります。
2社間ファクタリング(利用者とファクタリング会社の2社間で行われる契約)であれば、即日入金にも対応しており、第三者に知られずに資金調達ができます。
また、IT業界に多いベンチャー企業やフリーランスは融資がおりにくい傾向にありますが、銀行融資などと比較するとファクタリングの審査は通過しやすいといわれています。
審査対象が売掛先の信頼度ですので、本人の信用情報等にほとんど左右されません。
他にも、ファクタリングは、借入ではなく、債権譲渡取引に分類されるため、負債扱いにならないという特徴があります。そのため、負債を増やさずに現金が増やせることで、キャッシュフローの改善にも一石を投じます。
IT業界の資金繰り改善にはファクタリングがオススメ!
なぜファクタリングがIT業界の資金繰り改善の役に立つのでしょうか。
今回は5つの理由を説明させていただきます。
①決済サイクルの短縮
まず、決済サイクルの短縮があります。
IT業界において、売掛金が発生したとしても、その代金を受け取ることができるのは数か月先と考えていいでしょう。
「この売掛金がもっと早く回収できたら次の案件に回せるのに・・・」
こんなIT業界の悩みを解決するのがファクタリングです。
ファクタリングは期日を過ぎていない売掛債権であれば、買取の対象となります。
期日よりも早く売掛金を回収したい場合には、ファクタリングがオススメです。
②早期現金化
ファクタリングでは早期現金化ができます。
最短即日での入金ができるため、「明日にはもうお金が必要だ!」という状況にも対応することができます。
現金を早めに調達しておくことで、資金不足を回避できます。
急な機械の故障や案件に対応できるよう、資金を少しでも手元に残しておくことは大切でしょう。
③起業してすぐでも利用できる
ファクタリングは起業間もない場合であっても利用できることがほとんどです。
ファクタリングの利用条件は「売掛債権の所有」です。
たとえ、会社として成立した直後であっても、売掛金さえ発生していれば、ファクタリングによる資金調達が可能になります。
IT業界では新規参入企業が多く、ベンチャー企業やフリーランスの方々が多いというお話をしましたが、こういった方々にとってファクタリングサービスはとても便利でしょう。
④償還請求権がない
ファクタリングの契約において、「償還請求権なし」であることを確認しておきましょう。
償還請求権がないことで、売掛先が倒産して売掛金の回収が出来ない場合であっても、そのお金を自分自身に請求されることがありません。
そのため、利用者側にとっては売掛金の未回収リスクを低減することにも繋がります。
起業して間もない場合、これらのリスクをマネジメントすることは非常に大切です。
IT業界においてファクタリングを活用する場合も償還請求権の有無はしっかりと確認しておきましょう。
⑤負債扱いにならない
ファクタリングは会計上において負債扱いになりません。
現金は増えるが、負債は増えない。
これは企業のバランスシートを改善することに有効です。
このバランスシートの見栄えがよくなると、対外的な評価も高まり、次回の資金調達において好条件で契約を結べるかもしれません。
以上が、IT業界がファクタリングを利用することで資金繰りを改善することができる理由でした。
ファクタリングとIT業界のまとめ
ここまででファクタリングとIT業界についてお話させていただきました。
本日の記事をまとめますと以下の通りです。
●IT業界の資金繰りが難しい理由
・人件費の比重が大きい
・初期設備投資と維持費がかかる
・決済サイクルが長い
・経費立て替えが多い
・ベンチャー企業やフリーランスが多い
●ファクタリングとは?
売掛債権をファクタリング会社に売却することで期日よりも先に現金を調達できるサービス
●IT業界の資金繰り改善にはファクタリングが有効である理由
①決済サイクルの短縮
②早期現金化
③起業してすぐでも利用できる
④償還請求権がない
⑤負債扱いにならない
いかにIT業界の資金繰り改善にはファクタリングが適しているかがお分かりいただけたのではないでしょうか。
ファクタリングを利用する業界は、建設や運送といったイメージが強いですが、近年ではITも増加しています。
企業数こそ増え続けているIT業界の資金の循環を手助けするのはもしかするとファクタリングかもしれません。
業界の特徴をしっかりと把握し、適切な資金調達手段を自分で選択し、ビジネスを上手に進めていきましょう。