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ファクタリングで資金調達できるか心配…確実に現金確保する裏技とは?

2024年7月26日

ファクタリングは自分ではなく、取引先の信用力をベースに買取の可否を判断する資金調達方法です。
たとえ銀行融資などに申し込み否決された法人でも、ファクタリングなら利用できる可能性はあります。

とはいっても「また審査落ちの憂き目に遭うのでは?」と不安に思っている法人代表者もいるでしょう。
そこでファクタリングでより確実に現金を確保する裏技について紹介するので、心配性な方は参考にしてください。

ファクタリングの審査を確実に通過するための裏技を紹介

ファクタリングも審査が実施され、「問題なし」と判断しなければ債権を買い取ってくれません。
審査難易度がそこまで高くはないですが、より確実に資金確保するための裏技として以下のようなポイントを押さえておきましょう。

1.信頼性の高い債権をチョイスする
2.少額債権を選ぶ
3.支払サイトの短めの債権で申し込む
4.面談ありのところで手続きする
5.あえて手数料の高い業者を選ぶ

なぜ上で紹介した項目がファクタリングの審査を通過しやすくなる裏技になるのか、以下で詳しく見ていきます。

1.信頼性の高い債権をチョイスする

どの売掛債権で申し込むかで、審査結果が変わってくることも十分あり得ます。
そこでどの債権をピックアップするか、信頼性の高いものを厳選するのが裏技の一つです。
業者は買い取った売掛金をきちんと回収できるかどうかを、審査の重要ポイントの一つにしているからです。

信頼性の高い債権とは何か、まずは公的機関の債権が挙げられます。
公的機関は、まず経営破綻することはありません。
よって不良債権化する可能性は極めて低いと言えます。

しかし公的機関との取引をしている法人は、限られるでしょう。
次におすすめなのが、大手企業もしくは老舗の法人の売掛債権です。
大手企業や業歴の長い法人であれば、経営基盤が盤石です。
よって、債権買取しても回収できる公算は極めて高いでしょう。

一方スタートアップ企業のような開業して間もないところや個人事業主からの売掛金は、信用力は低いと判断されがちです。
債権回収が難しいと結論付けられ、買取を断られる可能性が高まります。

2.少額債権を選ぶ

売掛債権の中でも、少額のもので申し込むのも審査通過率を高める裏技の一つです。
売掛金が100万円と1億円のものがあれば、前者の方が回収は容易でしょう。
後者は1億円の資金を先方が用意しなければならず、デフォルトになる危険性はどうしても高くなります。

また100万円と1億円の債権を買い取って、もし未回収になったら業者の受けるダメージは圧倒的に後者の方が大きいでしょう。
このように大型債権の買取は、業者にとってもリスキーなわけです。
少額債権で申し込めば、業者としても買い取りやすい感じがしてハードルも低くなります。

3.支払サイトの短めの債権で申し込む

支払サイトが短い、売掛金の回収期限まで短めの債権で申し込むのも審査通過しやすくする裏技です。
回収期限まで何か月も期間があれば、その間に業績が悪化して債権回収できなくなるリスクが高まります。
数か月後に急速に資金繰りがうまくいかなくなって、倒産や経営破綻することもあり得ます。

しかしたとえば支払サイトまで1か月以内の短期であれば、その間に債権の支払いができなくなるほど状況が急変する可能性は低いでしょう。
そこでファクタリングに申し込む際には、回収期限がなるべく短い売掛金で申し込み手続きをするのがおすすめです。

4.面談ありのところで手続きする

ファクタリング業者と面談できるようなところで申し込むのも、審査通過しやすくするための裏技になり得ます。
面談して、実際に担当者と話をすることでこちらの人柄を伝えられるからです。

ときに買取が微妙な案件もあるでしょう。
そのような事例で、申込人が誠実な人柄であれば「買取しても大丈夫だろう」とポジティブに受け止めてくれるかもしれません。
誠実さをアピールするためには、担当者の質問に率直に答えるよう心がけてください。
たとえ不利になるような項目でも、隠さずに正直に打ち明けることでむしろ好意的に受け止めてくれるでしょう。

またなぜファクタリングの利用が必要なのか、事情を話すことで審査通過の可能性を高められるかもしれません。
書類内容では審査通過が厳しくても、事情を話せば将来性を期待してなどの理由で買取してもらえる可能性も出てくるからです。

地域によっては近くに店舗がないという法人もあるでしょう。
オンライン面談に対応しているところもあるので、こちらを利用すると良いでしょう。

5.あえて手数料の高い業者を選ぶ

ファクタリング選びについて記載されているサイトはいろいろとあります。
その中で共通してみられるのは、「手数料の低いところを探すべし」です。
しかし審査通過率を高めるのであれば、あえて手数料の高いところを探すのも裏技の一つです。

本来であれば、手数料の低いところで買取依頼した方がより多く現金を手にできます。
しかし手数料の低いところは、審査が厳しくなりがちです。
すると買取を断られて、いつまでも現金を手元に確保できない事態も考えられます。

手数料の高い業者はたしかに、手にできる現金は多少少なくなるかもしれません。
しかし手数料の高いところは、審査難易度のハードルは低くしています。
つまり審査に通過しやすくなり、より確実に現金を調達できるわけです。

中小や零細企業の売掛債権で、売掛先の信用度が若干低い場合もあるでしょう。
このようなときには、あえて手数料が高く設定されている業者にターゲットを絞って申し込むのも一考です。

こんなときに活用?意外なファクタリングの裏技を公開

売掛債権を買取してもらうファクタリングは、本来キャッシュフローが悪化して支払いが必要なのに手持ちがない際に利用します。
しかし実は裏技として、資金繰りを一時的にしのぐため以外の活用法もあります。
主な裏技の用途についてピックアップしましたので、いざというときに活用する際の参考にしてください。

貸し倒れリスクを回避するための保険

資金調達以外のファクタリングの裏技として、保険が挙げられます。
すなわち貸し倒れリスクを回避するための裏技です。

たとえば取引先の経営状況がどうも芳しくないというケースもあるでしょう。
そのような売掛先を抱えていると業界のうわさとして「あそこはそろそろ危ないらしいよ」とか「支払い不能になるかもよ」という話を耳にするかもしれません。
このようなときにリスクヘッジの一環として、ファクタリングを利用する裏技です。

危ないと言われている取引先の売掛債権で申し込み、業者に引き取ってもらいます。
たとえ今後取引先の経営の雲行きが怪しくなっても、のちに買い取ったお金を支払うように要求されることはありません。
ファクタリングは基本、償還請求権なしの買取契約だからです。

ただし「危ない」と言われている事業所の債権では、審査が厳しくなるかもしれません。
そこで少しでも買取してもらうための裏技として、通帳のコピーを提示する方法があります。
これまで取引を一定期間行っていて、定期的に入金があったことをアピールするわけです。

そうすれば業者も「ここならきちんと期日通りに支払ってくれるだろう」と思うでしょう。
このようにリスキーな債権を処分して、ファクタリングで売掛金を回収して貸し倒れリスクを回避することも可能です。

注文書や発注書で買取をお願いする

ファクタリングは従来、請求書を提示して売掛債権のあることを証明して譲渡していました。
しかし2020年の民法改正によって、確定債権だけでなく将来債権の買取も可能になりました。
つまり注文書や発注書を提示するだけで、ファクタリングにて資金調達できる裏技も成立するわけです。

注文書や発注書の段階では、まだ受注案件が完成していない段階です。
場合によっては、仕事を受注しているだけの段階もあるでしょう。
このような段階でも、将来債権の買取として受け付けている業者もあります。

もし資金繰りが厳しくなっていて、発注段階の債権でも買取に出して資金を確保しなければならないのであれば、ファクタリングの利用も検討してください。
実際注文書や発注書、請書だけでも買取してくれるような業者は徐々に増えてきています。

ファクタリングがダメでも…資金調達の裏技を紹介

ファクタリングも審査を実施しているので、申し込んでも債権譲渡を引き受けてもらえないケースもあります。
ただし審査落ちになっても、まだあきらめるのは早いでしょう。
法人が利用できる資金調達には、まだ裏技があります。

主なものとして、以下のような裏技が考えられます。
1.補助金制度の活用
2.クラウドファンディングを利用する
3.知人から借金する
4.日本政策金融公庫の活用
なぜ以上で紹介した方法が、資金調達の裏技になるのかについて見ていくので参考にしてください。

1.補助金制度の活用

国や自治体で補助金や助成金制度を提供している場合があります。
制度の中で、自社が活用できるものはないか探してみましょう。

とくにコロナ禍で業種関係なく、経済活動に大きな支障をきたしたのは記憶に新しいところです。
そこで経済低迷を防止するために、小規模事業者持続化給付金制度などを制定しました。
また自治体で独自の補助金制度を用意している場合もあるので、ホームページなどで最新情報を確認してください。

2.クラウドファンディングを利用する

法人向け資金調達の裏技として、近年注目を集めているのがクラウドファンディングです。
オンラインを通じて、自分が展開したいプロジェクトを発表して、出資者を募る方式です。
もし皆さんのプロジェクトに賛同する出資者が現れれば、資金調達ができます。

ただ単に「資金に窮しているので出資してください」では、なかなか見ている人の心には引っかからないでしょう。
そこでこのプロジェクトに参加すれば自分にとってもプラスになると、見ている人に思わせる必要があります。
そのためには、プレゼン力などが求められると思ってください。
前もって、どうすれば出資してもらえるか、社内で十分ミーティングを行うのがおすすめです。

3.知人から借金する

知人や友人の中で、お金を貸してくれるような人がいるか考えてみましょう。
数万円や数十万円の少額であれば、貸してくれる人も出てくるかもしれません。
しかし知人や友人であっても、貸主と借主です。

借金する際には、借用書を作成してください。
返済する際の金利や辺さ期限などを取り決めて、文書に残しておきましょう。
そうすれば、返済時に行き違いが起こった場合でも契約書に基づき返済すれば良いからです。

知り合いだと、なれ合いになってしまい借用書を作らずにお金の貸し借りをする人も少なくありません。
しかしもし返済に行き詰ると、これまでの信頼関係にひびが入る可能性もあります。
「親しき仲にも礼儀あり」ではありませんが、お金の貸し借りにはきちんとけじめを付けましょう。

4.日本政策金融公庫の活用

日本政策金融公庫という、政府系の金融機関から借り入れる方法もあります。
日本政策金融公庫は民間の金融機関とは違って、低金利で無理のない返済計画を立てられるのがおすすめポイントです。

たとえば令和5年度の日本政策金融公庫などによる資金繰り支援として、680億円の補正予算額が付きました。
新型コロナウイルスの感染拡大で債務が膨張している法人、物価高騰に苦しむ法人の事業継続を目的とした融資を行っています。
このように景気停滞などの影響を受けた法人救済のために、貸付を積極的に実施しています。

日本政策金融公庫で借り入れるためには、一定の条件をクリアしなければなりません。
応募できそうな事業はないか、まずはWebサイトなどで確認してください。

ファクタリングの裏技のまとめ

ファクタリングは本来、売掛債権を売却することにより前倒しで売掛金を現金化する商品です。
通常は資金繰りに困っているときに活用すべきです。
しかし取引先の経営状態が危ない場合、債権回収できない保険として活用する裏技もあります。

また100%とはいかないまでも、審査通過できる確率を少しでも高める裏技もいくつかありました。
ここで紹介した裏技を駆使して、確実にお手持ちの債権を譲渡し現金化しませんか?

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